拳四朗V6に生観戦の京口紘人、統一戦に自信「今日のボクシングなら僕はやりやすい」
ボクシングのWBC世界ライトフライ級タイトルマッチが、12日にエディオンアリーナ大阪で行われ、王者・拳四朗(BMB)が6度目の防衛に成功した。同級1位の指名挑戦者ジョナサン・タコニン(フィリピン)に4回1分0秒TKO勝ち。ライトフライ級の世界戦では、歴代単独3位のV6となった。
リングサイドでWBA同級スーパー王者・京口が生観戦
ボクシングのWBC世界ライトフライ級タイトルマッチが、12日にエディオンアリーナ大阪で行われ、王者・拳四朗(BMB)が6度目の防衛に成功した。同級1位の指名挑戦者ジョナサン・タコニン(フィリピン)に4回1分0秒TKO勝ち。ライトフライ級の世界戦では、歴代単独3位のV6となった。
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同級では最強の呼び声が高く、長期政権を築いている拳四朗。リング上で「もっと強い相手とやりたい」と統一戦を熱望している。リングサイドでは、WBA同級スーパー王者・京口紘人(ワタナベ)が観戦。近い将来、日本人同士の統一戦の機運が高まる中、京口は試合後に取材に応じ、印象を語った。
「強いですね。KOを意識したボクシングになっている。今まで安定したボクシングをしていたけど、今日みたいなボクシングなら僕にとってはやりやすい。まあ、僕はサウスポーではないですけど。今日の形ならかみ合いますね」
巧みなバックステップで距離をとり、ジワジワと追い込む拳四朗。この日は踏み込まれる場面も多く、パワーボクシングの京口にとってはやりやすいという。会場からは「次は京口や~!」と、京都出身の拳四朗と大阪出身の京口の統一戦を望む歓声も飛んだ。
「僕は急ぐ必要はないとも思う。彼は具志堅さんのV13を目指しているなら、ライトフライ級にとどまるだろうし、もっと自分自身が強くなってやりたい気持ちもある。『早くやれ』という声が高まり切ってからやった方が盛り上がる」
現在の同級には、京口の他にWBA王者にカルロス・カニサレス(ベネズエラ)、WBO王者にエルウィン・ソト(メキシコ)、IBF王者にフェリックス・アルバラード(ニカラグア)が君臨している。拳四朗も6月の京口の初防衛戦(幕張メッセ)を生観戦。軽量級の最強が決まる日が待ち遠しい。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)