既に1億円GET、岩井明愛は見せ場たっぷりの2位で強さ証明 地元ギャラリーも「鳥肌が立った」
国内女子ゴルフツアーの富士フイルム・スタジオアリス女子オープン最終日が12日、埼玉・石坂GC(6580ヤード、パー72)で開催された。13位で出た岩井明愛(Honda)は、1イーグル、3バーディー、1ボギーの68で回って通算8アンダーとし、2位で終えた。昨季から米女子ツアーを主戦場にしながら一時帰国し、地元開催の大会に出場。優勝は逃したが、1番パー5で技ありイーグルを決めるなどして大いに盛り上げた。今季は欧州女子ツアーでも大金を手にしており、既に計1億0919万5602円を稼いでいる。

富士フイルム・スタジオアリス女子オープン最終日
国内女子ゴルフツアーの富士フイルム・スタジオアリス女子オープン最終日が12日、埼玉・石坂GC(6580ヤード、パー72)で開催された。13位で出た岩井明愛(Honda)は、1イーグル、3バーディー、1ボギーの68で回って通算8アンダーとし、2位で終えた。昨季から米女子ツアーを主戦場にしながら一時帰国し、地元開催の大会に出場。優勝は逃したが、1番パー5で技ありイーグルを決めるなどして大いに盛り上げた。今季は欧州女子ツアーでも大金を手にしており、既に計1億0919万5602円を稼いでいる。
17番パー5。岩井は決めれば首位に並ぶ、2メートルのバーディーパットを外して頭を垂れた。右カップに蹴られたことも踏まえ、「読み過ぎました。悔しいです」と振り返った。
だが、18ホールを通しての感想は「楽しかったです」。1番パー5では、グリーン左下20ヤードからの第3打を58度ウェッジでスピンを効かせてカップインさせた。文字通りの「おはようイーグル」でギャラリーからの大歓声に、岩井はバンザイで応えた。そして、続く2番パー3ではピン右3メートルからのバーディーパットをジャストタッチで決めた。下りフックラインも読み切る巧妙なパットで一気に優勝戦線に浮上。ギャラリーからは「すごくて鳥肌が立った」の声が漏れていた。
その後は8番パー4でスコアを落とし、こう着状態に。それでも、勝負どころの15番パー4、16番パー3で連続バーディーを奪い、再び優勝の可能性を感じさせた。最終的には、ツアー2勝目を飾ったウー・チャイェンには届かず、「もったいないパットが多かったです」と言ったが、あらためて国内と地元のファンに「強さ」を知らしめた。
振り返ると、今季の岩井は2月に開催された欧州女子ツアー高額賞金大会のPIFサウジレディスインターナショナルで2位に入り、31万5812ドルを獲得。米女子ツアーでは計6試合で2度のトップ10入り、予選落ちなしで29万4085ドル。1ドル159.2円で換算すると、両ツアーで既に賞金額は9709万5602円になっている。さらに国内ではダイキンオーキッドレディスで6位に入って420万円、今大会2位で790万円。合算すると、計1億0919万5602円だ。昨季は日米で計2億6462万0286円の額がはじき出されているが、それを上回るハイペースだ。
それでも、本人は「今大会で課題も見つかったので修正しておこうと思います」と言い、その内容を問われると「内緒です」と返し、笑みを浮かべた。恵まれた飛距離、切れるアイアンショット、巧みな小技、勝負強いパッティングも存分に披露。自宅からは車で20分のコースに、スポンサーのHondaから提供されたスポーツカーを双子の妹・岩井千怜と交代で運転しながら通い続けた。
「運転は好きですし、そういうことも含めて楽しめました。あとは自宅で好きなギターを弾けたこともリラックスにつながりました。近々、インスタで公開するので楽しみにしてください(笑)」
23歳にして世界を股にかける岩井は、次週も米女子ツアーの試合に参戦。その翌週には今季海外メジャー初戦・シェブロン選手権に出場する。
「そうですね。やることは変わらず、チャレンジャーの気持ちを忘れずに自分のゴルフができたらいいかなと思います」
常に気負わず、楽しんでプレー。今後も姉妹に共通するマインドでさらなる飛躍を目指す。
(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)
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