渋野日向子「それ、うちも考え中(笑)」ジュニアのメンタル質問に本音 初心帰った20分間「もっと頑張らなきゃな」
国内女子ゴルフツアーの富士フイルム・スタジオアリス女子オープン第2日が11日、埼玉・石坂GC(6580ヤード、パー72)で開催された。57位で出た渋野日向子(サントリー)は、3バーディー、1ボギー、2ダブルボギーの74。通算3オーバーの67位で予選落ちした。それでもホールアウト後にはファンサービスに応じ、ジュニアゴルファーと交流。「メンタルを強くするには」の質問に「私も勉強中」と答える場面もあった。

富士フイルム・スタジオアリス女子オープン第2日
国内女子ゴルフツアーの富士フイルム・スタジオアリス女子オープン第2日が11日、埼玉・石坂GC(6580ヤード、パー72)で開催された。57位で出た渋野日向子(サントリー)は、3バーディー、1ボギー、2ダブルボギーの74。通算3オーバーの67位で予選落ちした。それでもホールアウト後にはファンサービスに応じ、ジュニアゴルファーと交流。「メンタルを強くするには」の質問に「私も勉強中」と答える場面もあった。
渋野は5人のジュニアゴルファーを前に、笑みを絶やさなかった。目の前にいるのは今大会に関連して開催された第18回スタジオアリス ジュニアカップの優勝者たち。小学3、4年生の部優勝の寺尾駿太くんから「ベストスコアは?」と聞かれると「63かな」。逆に問うと「67」との返答があり、思わず「4年生で67? 怖い(笑)。大人になったら54とか出るよ。マジで」と目を丸くした。
そんなやり取りの中、子どもたちの興味は「プロのメンタル」へと向かった。
小学3、4年生女子優勝の中野愛恵さんの「優勝争いの時はどんな気持ちですか?」との問いには、「手とか震えちゃうけど、『絶対負けない!』っていう強い気持ちは持っている」と真摯に答えた。しかし、「どうしたらメンタルを強くできますか?」と飛んできた直球には「それ、うちも今考え中(笑)」と苦笑い。それでも「目標を高く持つこと。途中で崩れちゃった時は、おやつを食べて切り替えるのを心がけてる」と、代名詞でもある“もぐもぐタイム”の重要性も説いた。
そして、ジュニア時代の後悔を問われた際は、「アプローチとパターを全然やっていなかったから、そこは絶対にやってほしい。絶対に損はないから」と実感を込めた。一方で、子どもの頃にソフトボールで「左打ち」をしていた経験が、スイングのバランスに生きていることも明かした。
現在、米女子ツアーを主戦場とする渋野にとって、日本のジュニアと触れ合う機会は少ない。それだけに「すごく初心に帰れるというか、うれしい時間であり、『もっと頑張らなきゃな』と思いました」と言葉に力を込め、最後にこんなエールを送った。
「これからいろんな経験ができるから、それを楽しんでほしいです。そして、家族、周り、ゴルフができている環境に感謝して、全力で1日1日を生きてください、あといっぱいご飯を食べて、いっぱい寝ることかな」
飾らない言葉の中には、小学2年からゴルフを始めた元ジュニアであり、人生の先輩としてのメッセージが込められていた。笑顔あり、驚きあり、気付きあり。渋野にとっても、子どもたちにとっても、かけがえのない20分間だった。
(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)
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