村田諒太、全重圧歓迎で運命の再戦へ 「国内のプレッシャーが僕に必要」である理由
問われるのは、敗北からの変化「プロでこんなに自信があるのも初めて」
前戦はブラントの1200発を超える豊富な手数を前にポイントを失い、反撃に転じても拳が空を切った。スピード差を見せつけられて王座陥落。村田は敗北からどれだけ変化を加え、成長することができたのか。最大のテーマを克服できたからこそ、3日の公開練習の時から「試合が楽しみ」と胸を張って言えたのだろう。
「プロにきてこんなに自信があるのも初めて。いい感じで仕上がっていると思います。(闘志を表に出すのは)リングに上がった時。それまではいつもの自分でいようと思いますし、無駄なエネルギーを使わずにリングの上で全て爆発させようと思います。
絶対勝ちます、それだけです。絶対に勝たなきゃいけない試合なので、絶対に勝ちます」
取材の最後には「また明日(12日)、明後日(13日)もよろしくお願いします」と報道陣に頭を下げた。13日の一夜明け会見は、勝った場合のみ行われる。決意を込めるように挨拶し、計量会場を後にした。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)