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錦織もガックリ フェデラーの“超鋭角バックハンド”に海外絶賛の嵐「尋常じゃない」

テニスの4大大会ウィンブルドンは10日、男子シングルス準々決勝で世界ランク7位・錦織圭(日清食品)は同3位ロジャー・フェデラー(スイス)に6-4、1-6、4-6、4-6で逆転負け。一方、勝ったフェデラーは芝の王者らしい戦いぶりで4強進出を決めたが、なかでも沸かせたのは、第4セットの“超鋭角バックハンド”だ。不利な展開から完璧な一撃を披露。思わず錦織も膝に手を突いてガックリと来た実際のシーンを大会が絶賛し、動画付きで公開。海外ファンも「尋常じゃない」「凄まじい技術」と驚いている。

ロジャー・フェデラー【写真:Getty Images】
ロジャー・フェデラー【写真:Getty Images】

錦織も落胆隠せず、第4セットの超美技に大会公式絶賛「最も素晴らしいバックハンド」

 テニスの4大大会ウィンブルドンは10日、男子シングルス準々決勝で世界ランク7位・錦織圭(日清食品)は同3位ロジャー・フェデラー(スイス)に6-4、1-6、4-6、4-6で逆転負け。一方、勝ったフェデラーは芝の王者らしい戦いぶりで4強進出を決めたが、なかでも沸かせたのは、第4セットの“超鋭角バックハンド”だ。不利な展開から完璧な一撃を披露。思わず錦織も膝に手を突いてガックリと来た実際のシーンを大会が絶賛し、動画付きで公開。海外ファンも「尋常じゃない」「凄まじい技術」と驚いている。

 これぞ、芝の王者。これぞ、フェデラーだ。第4セット2-2で迎えた錦織のサービスゲーム。フェデラーのリターンを中央で受けた錦織はフェデラーのフォアサイドを厳しく突き、オープンコートを作った。定石通りにバックサイドに返し、ネット際に出る。完璧に錦織の展開だったが、フェデラーがそれを上回った。次の瞬間だ。

 37歳とは思えない猛烈なスプリントで追いつくと、右手一本でバックハンドを炸裂。鋭角に放たれたクロスはコートの対角線から対角線へ、錦織の脇を抜くように突き刺してみせたのだ。不利な状況を一瞬にして覆したスーパーショット。打球の行方を見守った錦織は一瞬、膝に手を突いてうつむき、ガックリとした様子を隠せなかった。それほどのインパクトだった。

 完璧な錦織の展開のさらに上を行く、この日のフェデラーの凄さが凝縮されたような一撃。センターコートを沸かせたシーンを大会公式インスタグラムは「ロジャー・フェデラーの最も素晴らしいバックハンドの一つ」とつづり、実際のシーンを動画付きで公開。目の当たりにした海外ファンから驚きの声が漏れている。

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