村田諒太、5年2か月ぶり関西凱旋 会見で笑い誘う「関西弁でヤジられないように」
ボクシングのWBA世界ミドル級タイトルマッチ(12日、エディオンアリーナ大阪)などの公式会見が10日、大阪市内のホテルで行われ、前王者・村田諒太(帝拳)が関西に凱旋した。奈良出身の村田にとって関西での試合は、プロ4戦目の2014年5月に島津アリーナ京都で行われた、ヘスス・ネリオ(メキシコ)との10回戦で6回KO勝ちして以来となる。
2014年5月プロ4戦目以来の関西凱旋
ボクシングのWBA世界ミドル級タイトルマッチ(12日、エディオンアリーナ大阪)などの公式会見が10日、大阪市内のホテルで行われ、前王者・村田諒太(帝拳)が関西に凱旋した。奈良出身の村田にとって関西での試合は、プロ4戦目の2014年5月に島津アリーナ京都で行われた、ヘスス・ネリオ(メキシコ)との10回戦で6回KO勝ちして以来となる。
アマチュアだった高校時代は、強豪の南京都高(現・京都廣学館高)で練習に励むなど、東洋大に進学するまで関西で育った。9日の予備検診後に大阪へ移動し、同門の元WBC世界スーパーバンタム級王者・西岡利晃氏のジムで調整。サポートを受けた村田は王者ロブ・ブラント(米国)との再戦へ「今までやってきたことをリング上で出す。それだけだと思う。関西弁で応援されることが多くなると思う。タイガースを見ていてもすごいですから、ヤジられないように頑張りたい」と笑いを誘った。
昨年10月に米ラスベガスで対戦し、王者としてV2戦に臨んだ村田は挑戦者ブラントに大差判定負けで王座陥落。失ったベルトを前に「こういう環境が有難いし、その中で結果を残すのは最低条件。大事なのはボクシングを通じてどう成長していけるか」と意気込んだ。
ブラントは2月に初防衛成功。大阪に乗り込み「本当にいい気分。自信を持ってこの記者会見に臨んでいる。世界王者としての試合で大きな期待を背負っているし、勝つ意気込みでいる。村田選手のエンダム戦は2つとも見た。再戦はKOを狙ってアグレッシブだった。そういうスタイルで来ると思うが、私がKOされることはない」と自信満々に話した。
(THE ANSWER編集部)