八村塁、デビュー戦のリアルな評価は? 米記者直撃「スタッツに見えない部分大事」
米プロバスケットボール(NBA)のサマーリーグは6日(日本時間7日)に米ラスベガスで行われ、NBAドラフト1巡目全体9位でウィザーズから指名された八村塁が、ペリカンズ戦で実戦デビュー。14得点、5リバウンド、1アシスト、2ブロックで84-79の勝利に貢献した。記念すべきデビュー戦を、NBA取材歴20年、ウィザーズ取材6年間という地元の熟練記者は「Rui Hachimura」をどう見たのか。デビュー戦を取材した「THE ANSWER」編集部が直撃した。
元ウィザーズ番記者は八村のデビュー戦をどう見た?
米プロバスケットボール(NBA)のサマーリーグは6日(日本時間7日)に米ラスベガスで行われ、NBAドラフト1巡目全体9位でウィザーズから指名された八村塁が、ペリカンズ戦で実戦デビュー。14得点、5リバウンド、1アシスト、2ブロックで84-79の勝利に貢献した。記念すべきデビュー戦を、NBA取材歴20年、ウィザーズ取材6年間という地元の熟練記者は「Rui Hachimura」をどう見たのか。デビュー戦を取材した「THE ANSWER」編集部が直撃した。
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「今日は14ポイントを挙げた。だが、16本シュートを打っているので、有効性という面で言えば、決して褒められたものではない」
こう語ったのは米地元紙「インディ・スター」のJ・マイケル・ファルゴースト記者だった。ここ2年間はペイサーズの番記者を務めているが、その前の6年間はウィザーズの番記者だった。
「ウィザーズのことは何でも知っているよ。間違いない」と語る熟練は、フィールドゴール16回で6度成功、成功率37.5パーセントだった八村の決定力に苦言を呈していた。
イージーシュートをミスしたことを試合後に悔やんでいた八村だが、ファルゴースト記者は得点などのスタッツに大きな意味はないと語る。
「だが、これはサマーリーグ初戦。彼はプレーによく関与していた。彼のようなルーキーにとって、最も大事なことはタイムアウト毎にプレーの質を向上させることだと思う。次の試合では14得点を記録できないかもしれない。4点かもしれないし、6点に終わるかもしれない。スタッツを見て、目が飛び出るほど驚くこともあるかもしれない。だが、スタッツシートで表現できない部分が大事なんだ」