馬場雄大、サマーリーグデビューで鮮やか3P 19分間出場で「NBAに近づけると思う」
NBAサマーリーグが5日(日本時間6日)、米・ラスベガスで開幕し、マーベリックスの招待選手として参加している馬場雄大(アルバルク東京)がティンバーウルブス戦でデビュー。華麗な3ポイントを沈めるなど、アリーナを沸かせた。
マーベリックスの招待選手として参加、デビュー戦は5得点6リバウンド
NBAサマーリーグが5日(日本時間6日)、米・ラスベガスで開幕し、マーベリックスの招待選手として参加している馬場雄大(アルバルク東京)がティンバーウルブス戦でデビュー。華麗な3ポイントを沈めるなど、アリーナを沸かせた。
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馬場の描いた美しい弧に、トーマス&マックセンターが沸いた。第3クオーター残り2分18秒、自身のスティールから演出したチャンス。右コーナーでパスを受ける。この試合初めて放った3ポイントがリングに吸い込まれると、観衆から大きな拍手が沸き起こった。
サマーリーグ初戦はベンチスタートだったが、第1クオーター途中にデビューの瞬間を迎えると、アグレッシブさを前面に押し出した。ルーズボールには体を投げ出し、積極果敢なディフェンスの結果、3スティールも記録。ファウル数も4とかさんだが、貪欲なプレーで首脳陣にアピールした。
第2クオーターには渾身のダンクを相手に完璧にブロックされる洗礼も浴びた馬場は試合後、「後ろから来るのはわかっていた。あれで叩き込めば良かった。経験だと思うので、次はかましたいと思います」と悔しそうに振り返りながら、6日(同7日)のロケッツ戦でのダンク炸裂を誓っていた。
19分間のプレーで、5得点6リバウンドという記録を残した馬場。「ここにいる選手、数人しか(NBAロスターに)選ばれない。ハードな戦い。自分のチャンスを出せばいけると思う。意識してやれば、NBAに近づけると思う」。渡邊雄太(グリズリーズ)、八村塁(ウィザーズ)に続く、NBA進出に向けて、大きな一歩を踏みしめた。
(THE ANSWER編集部)