サニブラウン、大会新10秒02で優勝 桐生祥秀との史上初“9秒台対決”で世陸代表入り
世界選手権(9月27日開幕・ドーハ)の代表選考を兼ねた陸上の日本選手権は28日、福岡・博多の森陸上競技場で男子100メートル決勝が行われ、日本記録保持者サニブラウン・ハキーム(フロリダ大)が10秒02(向かい風0.3メートル)で出場2大会連続Vを飾った。世界選手権の代表内定となった。
桐生は2位、小池が3位
世界選手権(9月27日開幕・ドーハ)の代表選考を兼ねた陸上の日本選手権は28日、福岡・博多の森陸上競技場で男子100メートル決勝が行われ、日本記録保持者サニブラウン・ハキーム(フロリダ大)が10秒02(向かい風0.3メートル)で出場2大会連続Vを飾った。世界選手権の代表内定となった。
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18歳で出場した2017年大会では100メートルと200メートルで2冠を達成。同年秋から米フロリダ大に進学し、拠点を米国に移した。今年5月には追い風1.8メートルで9秒99をマークすると、今月7日の全米大学選手権で9秒97(追い風0.8メートル)をたたき出し、桐生祥秀(日本生命)の持つ日本記録を0秒01更新した。今大会、桐生とは2年ぶりの直接対決で、日本初の9秒台選手同士の争いだった。
27日の準決勝では、サニブラウンは終盤で流しながらも自身の持つ大会タイ記録の10秒05をマーク。28日に200メートル予選、29日に同決勝が行われ、出場2大会連続Vがかかる。
昨年9月7日以降に参加標準記録10秒10を切っている選手(今大会前では山縣、桐生、小池、サニブラウン)が優勝すれば、世陸代表に内定。代表枠は3人で、参加標準記録を突破し、今年9月16日時点での記録と順位を得点化した世界ランク順などで代表入りもできる。世陸で表彰台に立った日本人の最上位選手は東京五輪の出場権を得る。
(THE ANSWER編集部)