大谷翔平、“脱げながら”の技あり打に米記者仰天「この球を…」 現地ファンも拍手
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、本拠地レッズ戦で「3番・指名打者」で出場。初回の第1打席で左前打を放つと、4回の第2打席では右中間への二塁打。そして8回にはバットが折れ、ヘルメットが脱げながらも、左前へ落とした。
3打数3安打1四球で全打席出塁、8回の第4打席では勝ち越しにつなげる技あり打
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、本拠地レッズ戦で「3番・指名打者」で出場。初回の第1打席で左前打を放つと、4回の第2打席では右中間への二塁打。そして8回にはバットが折れ、ヘルメットが脱げながらも、左前へ落とした。このシーンを米記者が動画付きで公開。「この球をヒットに」と拍手を送っている。
まさに技ありの一打だった。同点の8回無死二塁、レッズ右腕・イグレシアスと対峙した大谷。カウント1ボール2ストライクからのひざ元への厳しい直球に対してよけながら、腕をたたんで、バットをぶつけた。
打球は左前で弾む。ヘルメットは脱げ落ち、バットは根元から真っ二つに折れていた。この日、3本目のヒットは高い技術が凝縮されていた。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者は、このシーンを動画で載せつつ、「ショウヘイ・オオタニがこの球をヒットに」と驚きをツイート。すると、投稿にファンからも、「彼はイチローとマツイのハイブリッドだ」などと称賛の声が届いた。
また「誰かヘルメットロスをカウントしている人は?」とヘルメットが脱げたことに注目したファンも。これに対し、アルダヤ記者は「ショウヘイ・オオタニのヘルメットロスでのヒット:1」とヘルメットが脱げての“初ヒット”であるとも証言している。
大谷の技あり打でチャンスを拡大させたエンゼルスはこの回、4点を勝ち越し、5-1で勝利。ついに貯金生活に突入した。
(THE ANSWER編集部)