田中将大、圧巻の2安打完封に辛口NYメディアも絶賛連発「支配的」「キャリア最高級」
米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手が、17日(日本時間18日)の本拠地レイズ戦で今季初完封。9回を散発2安打、今季最多の10三振を奪う圧巻投球で5勝目(5敗)を挙げた。二塁を踏ませないほぼ完ぺきな内容でのシャットアウトに、辛口で知られるニューヨークメディアも賛辞を連発している。
普段は手厳しいNYメディアも手放しで絶賛「タナカが輝く」
米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手が、17日(日本時間18日)の本拠地レイズ戦で今季初完封。9回を散発2安打、今季最多の10三振を奪う圧巻の投球で5勝目(5敗)を挙げた。二塁を踏ませないほぼ完璧な内容のシャットアウトに、辛口で知られるニューヨークメディアも賛辞を連発している。
ベストピッチと呼ぶにふさわしい圧倒的な投球だった。低めにスプリット、スライダーをきっちりと制球し、三振の山を築いた。111球の無四球完封勝利。うち76球がストライクと崩れる気配すらなかった。
見事な投球内容に、普段は厳しいニューヨークメディアも手放しで称えている。
地元紙「ニューヨーク・ポスト」は「マサヒロ・タナカが完封試合で輝く」の見出しで完封劇を特集。「勝利は2安打の完封劇を演じたマサヒロ・タナカの支配的なピッチングによってもたらされた」と勝利の立役者と称賛している。
さらに「タナカに対してレイズは今シーズンあまりダメージを与えられていない」として、レイズ戦の相性の良さをデータで紹介。「彼はレイズとの過去2試合計13イニングで、1点しか許しておらず、月曜日にはより良いピッチングを見せた」とア・リーグ東地区で首位を争う相手に対して、安定感抜群の投球を続けていることを高く評価している。