ラグビーW杯チケットデザイン3種類発表 トップ選手の躍動感を武者絵で表現
ラグビーワールドカップ2019組織委員会は17日、日本大会観戦チケットのデザインを発表した。ラグビー界最高峰の祭典が、アジアで初めて日本で開催される「一生に一度」の大会であることを記念。「伝統と革新」をコンセプトに、伝統あるラグビーや日本の文化と魅力を伝える斬新な3種のデザインとなった。
青、赤、紫をベースに「伝統と革新」を和柄で描く
ラグビーワールドカップ2019組織委員会は17日、日本大会観戦チケットのデザインを発表した。ラグビー界最高峰の祭典が、アジアで初めて日本で開催される「一生に一度」の大会であることを記念。「伝統と革新」をコンセプトに、伝統あるラグビーや日本の文化と魅力を伝える斬新な3種のデザインとなった。
日本ならではの和紙をモチーフとした柄を全面に使用し、セキュリティの目的で印刷されるホログラムには優勝杯「ウェブ・エリス・カップ」のデザインを採用。さらに、チケットの左側には、大会のブランドカラーでもある青、赤、紫をベースとしたイメージグラフィック上に、それぞれ武者絵のタッチで描かれたラグビー選手の躍動感あふれる姿を施した。武者絵とは、歴史・軍記物などに登場緒する伝統的な英雄・豪傑・武将や、その合戦の場面を描いた日本の伝統的な絵画の種類で、世界のトップ選手が集まる本大会の迫力を表している。
組織委員会によれば、チケット購入時に配送(紙チケット)か電子チケットかのいずれかが選択できたが、購入者の80%以上が紙チケットを希望しているという。紙チケットは7月下旬以降に順次配送開始予定で、3種類のデザインは選択することができず、手元に届いた時のお楽しみとなる。紙チケットは、日本を代表する画家の尾形光琳による「八橋図屏風」が描かれたオリジナルウォレットとともに発送される。なお、電子チケットは9月上旬より公式チケットサイトから表示、印刷が可能となる予定だ。
まだチケットを手に入れていない方は、現在、7月下旬までの予定で第3次チケット一般発売の真っ最中。また8月には第4次チケット一般発売が行われる予定だ。
(THE ANSWER編集部)