13失点の後に… タイ代表、涙の大会初ゴールに海外感動「感情を揺さぶられる」
BBCが脚光「ひとつのゴールは大きな意味を持ち得る」
また英公共放送「BBC」も公式サイトで「女子W杯:米国代表相手の惨敗後、タイ代表にとっての救いの瞬間」と見出しを打って特集している。
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「13-0の敗戦を喫した後、一つのゴールは大きな意味を持ち得る」と意地の1点にスポットライトを浴びせ、さらに「主将のカンジャナ・スングンゴエンがチームメイトにもみくちゃにされている時、選手たちの顔から感情は読み取れた。そして91分の得点により、タイのファンは大騒ぎとなった」と状況を伝えている。
スタジアムの中立のファンは立ち上がって声援を送り、対戦相手のスウェーデンのファンさえ拍手を送っていたと、驚きをレポートしている。記事によると、タイのヌエングルタイ・スラトングビアン監督はこう話しているという。
「あのゴールは私たちに笑顔をもたらし、幸福にしてくれました。決めるのが難しいゴールだったし、スウェーデンのような偉大なチーム相手にプレーできたこともあり、これは本当に大きなことを意味します」
初戦では米国に0-13で敗れ、大量得点で大はしゃぎする米国代表に「品格がない」という批判の声が上がる事態にもなっていた。一方、決してサッカー強豪国ではないタイ代表にとっては、この日の1点にどれだけの価値があったことか。ただの勝敗だけではない、新たなドラマが生まれた。
(THE ANSWER編集部)