堀口恭司、史上初の2団体王者! 敵地でコールドウェル再撃破、ベラトール王座奪取
ベラトール世界バンタム級タイトルマッチ(マディソン・スクエア・ガーデン)は14日(日本時間15日)、RIZIN初代同級王者の堀口恭司(アメリカン・トップチーム)が現王者のダリオン・コールドウェル(米国)に判定勝ち。史上初の2団体王者となった。
聖地マディソン・スクエア・ガーデンで年末以来の再戦で2冠の快挙
ベラトール世界バンタム級タイトルマッチ(マディソン・スクエア・ガーデン)は14日(日本時間15日)、RIZIN初代同級王者の堀口恭司(アメリカン・トップチーム)が現王者のダリオン・コールドウェル(米国)に判定勝ち。史上初の2団体王者となった。
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格闘技の聖地マディソン・スクエア・ガーデンで堀口が勇敢に戦った。リーチ差が20センチあるコールドウェルを相手に、1、2回ともにテイクダウンされ、劣勢を強いられた。しかし、打撃戦に持ち込みたい3回は疲れが見えた相手に対し、猛攻を仕掛けて盛り返した。
4回は均衡した戦いだったが、最終5回も攻め手を欠く相手に対し、右目下から流血しながら、闘志をむき出しにして攻め続けた堀口。試合終了のゴングを聞くと、最後は笑顔でコールドウェルと抱擁を交わした。持ち越された判定。3-0で堀口の名前がコールされると、感情を爆発させた。
コールドウェルとは18年の年末に行われた「RIZIN.14」でRIZINバンタム級王者を争い、堀口がフロントチョークで勝利し、迎えた再戦。事前のインタビューで「一度勝っているので、もっともっと攻略して、KOを決めて勝ちたいですね」と必勝を宣言していたが、見事に歴史の1ページを作った。
リング上インタビューでは「すいません、つまんない試合で! 申し訳ない」と謝罪しながら、相手が終盤に失速した展開について「最初からそのプランで、飛ばさずに自分から攻めないで最終ラウンドに勝負を仕掛けようと思っていた」と振り返り、笑みをこぼした。
(THE ANSWER編集部)