井上尚弥対策はイメージ済み!? ドネア名参謀は自信「対抗するフックを考えている」
過去に28人の世界王者を育てたアダムス氏「ドネアで29人目になるだろう」
今週からアダムス氏の見守る前で練習する村田は「厳しい方ですね」と語る。インターバルの合図を告げるブザーがなり、村田が力を緩めると「なんで止めるんだ!?」と指摘が入ったという。「ケニーは『集中しろ』『手を出し続けろ』とか声をかけてくれる。オールドスクールというか、細かいといえばそういうところは細かいかもしれない。ネガティブ発言をしない」と説明した。
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アダムス氏は、この日も鋭い目つきで帝拳ジムの選手たちを指導。若手選手のミットも持ち、78歳とは思えないほど精力的な動きを見せた。
「プロで28人の世界王者を育ててきた。ドネア(のIBF王座奪取)で29人目になるだろう。村田も入れれば30人だ。村田はずっと見ているわけじゃないし、少しだけ(の指導)だから入れていいかわからないがね」
スピード、技術、パンチ力など全てを兼ね備え、負ける姿が想像できない井上。当然、ドネア陣営はフック以外の作戦も用意してくるだろう。モンスターとの大一番について多くは語らなかったが、百戦錬磨の名トレーナーには攻略の糸口が見えているようだ。
(THE ANSWER編集部)