村田諒太、世界王者28人指導の78歳名伯楽が“受け身癖”指摘「怖がらずに前に…」
受けに回らず、攻撃を続けることが大切
「ムラタは右ストレートが強くて、一番の武器。あとは、その後にどうするかが課題。右で終わるのではなく、右からジャブを打って、その後にまた右を打つ。コンビネーションのアドバイスをした。プレッシャーをかけて、怖がらずに前に出ること。最初に攻撃をして、最後にも攻撃をしないといけない」
アダムス氏の滞在は1週間だけだが、村田にとっては貴重な時間だろう。「いい刺激。考え方、見方が違うのでいいんじゃないですかね。有難いです」と感謝した。これまで認識していたことも含め、改めて戦術を確認できるいい機会となったようだ。
この日のミット打ちでは「グッドラウンド!!」などと声をかけてうなずいていたアダムス氏。「今回は相手のしたいことをさせないように動けている。ムラタは勝てる力を持っている。会長を始め、トレーナー陣を見て、すごくいいチームだと思う。間違いなく勝てるよ」。数々の世界王者を勝利に導いてきた名トレーナーの手を借り、王座返り咲きを狙う。
(THE ANSWER編集部)