盟友カリーも涙… デュラント負傷の“GM号泣会見”に米感動「黄金の心の持ち主だ」
米プロバスケットボールのNBAファイナル第5戦は10日(日本時間11日)、ウォリアーズがラプターズを106-105で下し、2勝3敗とした。王者が意地を見せた一戦で、悲劇の主人公となったのがケビン・デュラントだ。ふくらはぎの故障から約1か月ぶりに戦線復帰した点取り屋は第2クォーター残り9分46秒に右足を負傷。途中交代を余儀なくされたが、チームのボブ・マイヤーズGMの涙の記者会見とステフィン・カリーの感涙エピソードが、大きな話題を呼んでいる。
デュラント負傷にマイヤーズGMが号泣「批判するなら私を批判すべき」
米プロバスケットボールのNBAファイナル第5戦は10日(日本時間11日)、ウォリアーズがラプターズを106-105で下し、2勝3敗とした。王者が意地を見せた一戦で、悲劇の主人公となったのがケビン・デュラントだ。ふくらはぎの故障から約1か月ぶりに戦線復帰した点取り屋は第2クォーター残り9分46秒に右足を負傷。途中交代を余儀なくされたが、チームのボブ・マイヤーズGMの涙の記者会見とステフィン・カリーの感涙エピソードが、大きな話題を呼んでいる。
負ければ敗退が決まる第5戦。徳俵のウォリアーズにはふくらはぎの故障からデュラントが復帰した。得意の3ポイントなどでいきなり11得点を叩き出したが、アクシデントが待っていた。
第2クォーター残り10分を切った場面、サンダー時代の同僚イバカに1対1を仕掛けた直後、右足を押さえながらコートに倒れ込んだ。スタッフの肩を借りながら引き上げるデュラントには敵地のファンから労いのスタンディングオベーションが沸き起こった。再びデュラントを欠きながらも逆転勝ちしたウォリアーズ。試合後の記者会見場に姿を現したマイヤーズGMは泣いていた。
「ケビンはアキレス腱を故障してしまいました。怪我の具合はわかりません」
すすり泣きしながら、GMはこう語った。4週間に及ぶリハビリを経て、メディカルチームなどチーム全体で復帰にOKを出したが、キャリアに影響を及ぼしかねないアキレス腱の負傷となってしまった。
「批判されるべき人間はいないと思う。でも、私はこの世界というものを理解している。批判するなら私を批判すべき」