ゴロフキン、完全復活はカネロ打倒が必須か 衝撃KO後に言及「みんな知ってるだろ!」
ボクシングの元世界3団体ミドル級統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)が8日(日本時間9日)、米ニューヨークで行われた再起戦を勝利で飾った。スーパーミドル級のノンタイトル12回戦でIBF世界ミドル級8位、WBC15位スティーブ・ロールス(カナダ)に4回2分9秒KO勝ち。
4回左フックで衝撃のダウン、復活を印象付けたGGG「素晴らしい夜だった」
ボクシングの元世界3団体ミドル級統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)が8日(日本時間9日)、米ニューヨークで行われた再起戦を勝利で飾った。スーパーミドル級のノンタイトル12回戦でIBF世界ミドル級8位、WBC15位スティーブ・ロールス(カナダ)に4回2分9秒KO勝ち。昨年9月にカネロこと現3団体同級統一王者サウル・アルバレス(メキシコ)に判定負けでプロ初黒星を喫し、王座陥落。約9か月ぶりのリングで健在ぶりを示した37歳は試合後に「みんな知っているだろ! カネロへの準備はできている!」と語っている。米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。
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鳥肌が立つようなKOシーンは4回だった。がっちりガードを固める相手に対し、頭上の独特な角度から左拳を叩き込んだ。ふらつくロールスに連打で圧力をかける。そのままロープに追い込むと、最後は接近戦から左フックを突き刺した。相手は膝から崩れ落ちて前のめりにダウン。立ち上がろうとしたが、ふらついてロープにもたれかかったところでレフェリーが試合をストップした。
一撃KOに「ボクシングシーン.com」は「ゴロフキンが第4ラウンドで獰猛なノックアウト、ロールスを吹き飛ばす」の見出しで記事を掲載。「第4ラウンドでゴロフキンの獰猛な左フックから立ち上がろうとするロールスの表情を見ると、彼は明らかに、いかにゴロフキンのパワーが破壊的であるかを認識していなかった」と振り返っている。
世界に復活を印象付けたゴロフキン。同メディアはかつての絶対王者のコメントを紹介している。
「ノックアウトが大好きなんだ」「ニューヨークが大好きだ。素晴らしい夜だった」