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バント飛球を超キャッチ 一塁手美技に投手苦笑いのなぜ 「ルール忘れたか」と話題

米大リーグで打ち上げたバントファウルを一塁手がダイビングキャッチ。超ファインプレーを演じたが、救われたはずの投手がマウンド上で苦笑いを浮かべた。いったい、なぜ……。球団が実際のシーンを動画付きで公開し、「一時的にルールを忘れてしまったのかもしれない」と話題を集めている。

メッツのピート・アロンソ 【写真:Getty Images】
メッツのピート・アロンソ 【写真:Getty Images】

一塁手のスーパーキャッチに投手苦笑いの理由は? メッツの珍プレーが話題に

 米大リーグで打ち上げたバントファウルを一塁手がダイビングキャッチ。超ファインプレーを演じたが、救われたはずの投手がマウンド上で苦笑いを浮かべた。いったい、なぜ……。球団が実際のシーンを動画付きで公開し、「一時的にルールを忘れてしまったのかもしれない」と話題を集めている。

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 なんとも珍しいシーンは7日(日本時間8日)のロッキーズ―メッツ戦で起きた。0-0で迎えた3回1死一塁、メッツの守備の場面だ。先発デグロムは打席でバントの構えを取る投手センザテラに対し、内角高めに速球を投げ込んだ。これに腰が引けるようになったセンザテラはバットに当てたが、一塁ファウルゾーンへ小フライとなった。

 これに果敢に反応したのが、一塁手のアロンソだった。猛チャージしていたが、打球がファウルゾーンに飛んだのを見ると、俊敏に方向を変え、頭からダイブ。そのまま左手のグラブで捕球してみせた。見事なダイビングキャッチ……で味方から称賛されるはずだった。が、救われたはずのデグロムは苦笑いを浮かべ、何事かアロンソに声をかけた。

 それもそのはず、だ。カウントは2-2。スリーバント失敗となれば、ルール上は投手に奪三振が記録される。つまり捕っても捕らなくてもアウトに変わりはなかったのだが、果敢にキャッチしたことで記録は一邪飛に。昨季のサイ・ヤング賞右腕にしてみれば、味方に奪三振が1つ“強奪”される形になってしまったのだ。

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