全仏史に残る名場面!? 敗れた父を7歳愛息が…“父子愛”に感動「みんな泣いている」
連日熱戦の続くテニスの4大大会・全仏オープン(テレビ東京系で地上波独占放送)で大会史上に残る感動のシーンが反響を広げている。世界ランク252位のニコラ・マユ(フランス)は男子シングルス3回戦でレオナルド・マイエル(アルゼンチン)戦で6-3、6-7、4-6、6-7で敗退した。激闘の末にベンチで悔し涙を浮かべるマユにスタンドから駆け寄ったのは愛息だった。父親を抱きしめて慰めるシーンを海外記者が動画付きで公開。溢れる父子愛に観衆はスタンディングオベーションを送り、ファンには「美しい」「これ以上のものはない」「本物の勝者だ」と感動の嵐を呼んでいる。
3回戦で敗れたマユ父子の感動シーンが「美しい」と話題
連日熱戦の続くテニスの4大大会・全仏オープン(テレビ東京系で地上波独占放送)で大会史上に残る感動のシーンが反響を広げている。世界ランク252位のニコラ・マユ(フランス)は男子シングルス3回戦でレオナルド・マイエル(アルゼンチン)戦で6-3、6-7、4-6、6-7で敗退した。激闘の末にベンチで悔し涙を浮かべるマユにスタンドから駆け寄ったのは愛息だった。父親を抱きしめて慰めるシーンを海外記者が動画付きで公開。溢れる父子愛に観衆はスタンディングオベーションを送り、ファンには「美しい」「これ以上のものはない」「本物の勝者だ」と感動の嵐を呼んでいる。
クレーコートの聖地を舞台にした“父子愛”が感動を広げている。先月31日、マイエルとの死闘の末、逆転負けで敗退が決まったマユ。試合後のコートでベンチに座ると、悔し涙で目を赤く染めていた。
そんなマユの心を動かしたのは7歳の愛息ナタネル君だった。スタンドからコートを横断しながら父親に一目散に駆け寄ると、慰めるように抱きしめた。
こらえきれない様子のマユは息子の肩に顔を埋めた。傷心の父親を慰めた息子との父子の絆に観衆は感動。スタンディングオベーションが沸き起こった。さらには勝者のマイエルまでもコート上で直立不動で拍手を送り、目を潤ませていた。
ナタネル君と手を繋ぎながらコートを去るマユに、観衆からの拍手は大きくなる。両手を挙げて喝采に応えるフランス人の姿はどこか誇らしげだった。
この感動シーンの一部始終をツイッターで紹介したのはスポーツネットワーク「beINスポーツ」のタンクレディ・パルミエリ記者だった。