井上尚弥が見せる“モンスター流の敬意”に海外脚光「ドネアを少しも過小評価しない」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を259秒KOで下したWBA王者・井上尚弥(大橋)。決勝では5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)と対戦する井上は優勝の大本命と目される中、フィリピンのレジェンドへの敬意と警戒を忘れない一言に海外メディアは注目している。
井上がドネア戦へ敬意と警戒を示したコメントに海外メディア反応
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を259秒KOで下したWBA王者・井上尚弥(大橋)。決勝では5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)と対戦する井上は優勝の大本命と目される中、フィリピンのレジェンドへの敬意と警戒を忘れない一言に海外メディアは注目している。
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バンタム級頂上決戦で「フィリピンの閃光」と対峙する井上。新旧スターによる一戦に注目が集まる中、米スポーツ専門局「ESPN」のスペイン語版格闘専門メディアの「ESPN ノックアウト」公式ツイッターは、ドネアへの尊敬の念と警戒の気持ちをにじませた井上の一言を投稿。ドネアは偉大な選手であり、決勝は細かい差が違いを生む――という主旨のものだ。
引き締まった表情でシャドーボクシングを行う井上の写真とともに井上のコメントを紹介し、さらに「ナオヤ・イノウエはモハメド・アリ杯獲得に絶対的な自信を持ちながらも、ノニト・ドネアを少しも過小評価していない」というツイートも添えた。対戦相手を貶めるのではなく、ファイターとして尊重しようとする井上らしい流儀にスポットライトを当てている。
現時点で決勝の開催期日は未定。大阪・京セラドーム、米カリフォルニア州の聖地「ザ・フォーラム」が候補地に挙がる中、海外メディアもメガファイトへの機運を高めている。
(THE ANSWER編集部)