5420万円寄付、羽生結弦さん「うちで金額は見ます」 地元リンクの不安を「希望」に変えた粋な行動
フィギュアスケート男子で2014年ソチ、18年平昌と五輪連覇を達成しているプロスケーター・羽生結弦さんが、地元・宮城県にある「ベルサンピアみやぎ泉」のスケートリンクへ多額の寄付をしていたことが明らかになった。同スケートリンクは、結露でリンク上にコブが発生する問題に悩まされ続けたが、5400万円を超える寄付金を元手に改修。「感謝してもしきれない」と施設長の馬場宏樹さん。救いの手を差し伸べてくれた羽生さんへ感謝の思いを明かし、心を弾ませた。

羽生さんが寄付金で支援、施設側が抱く思い
フィギュアスケート男子で2014年ソチ、18年平昌と五輪連覇を達成しているプロスケーター・羽生結弦さんが、地元・宮城県にある「ベルサンピアみやぎ泉」のスケートリンクへ多額の寄付をしていたことが明らかになった。同スケートリンクは、結露でリンク上にコブが発生する問題に悩まされ続けたが、5400万円を超える寄付金を元手に改修。「感謝してもしきれない」と施設長の馬場宏樹さん。救いの手を差し伸べてくれた羽生さんへ感謝の思いを明かし、心を弾ませた。
仙台駅から北に約13キロの位置にあるベルサンピアみやぎ泉のスケートリンク。同施設に置かれたお知らせボードの張り紙には改修工事の詳細が記され、羽生さん側からの総額5420万5800円の寄付金が報告された。
同スケートリンクは構造上、気温差により結露が発生。天井から垂れることで、氷上にコブができ、滑走時の怪我につながる懸念があった。「THE ANSWER」の取材に応じた馬場さんによると、羽生さんは自身のアイスショー前の練習会場として使用するなど、同施設に顔を出す機会があり、以前から滑走する子供たちが転倒し怪我を負うのではないかと、リンクのコンディションを気にかけていたという。
羽生さんが幼少期から練習拠点としていた「アイスリンク仙台」には、除湿器や送風機で結露を防止する策があるといい、「そうした状況を、羽生さんは分かっていらっしゃった。うちのリンクにはそういう設備が全くなかったので、『ベルサンピアさんも結露を防げれば』と」。改修提案を受け、「うちの方で金額は見ます」と心強い返事も受けた。
「ただただ、本当にびっくりしました。有難いのと、感謝してもしきれない。うち単独では難しい金額なので」と馬場さん。昨年初め、業者に話を持ち掛け、7月に改修工事を実施。除湿器6台、送風機8台の設置、鉄骨部への結露防止塗料の塗布による結露防止策を講じた。2か月後に完成し、10月から営業。以前はリンク内の湿度が70%を超える日もあったが、改修後は50%以下に抑えられ「今シーズンは結露してないんですよ」と、効果はてきめんだ。
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