錦織、2日がかりのフルセット 3時間55分死闘制して放心「なんと言えばいいのか…」
テニスの4大大会・全仏オープン(テレビ東京系で地上波独占放送)は3日、男子シングルス4回戦が行われ、第7シードで世界ランク7位の錦織圭(日清食品)が3-2で準々決勝進出を決めた。同38位のブノワ・ペール(フランス)と対戦。2日に6-2、6-7(8-10)、6-2となったところで日没サスペンデッドとなり、この日に持ち越されていたが、第4セットから再開。6-7(8-10)、7-5で勝利し、2年ぶり3度目の8強入り。
オンコートインタビューでは相手を称え「今日は素晴らしい試合でした」
テニスの4大大会・全仏オープン(テレビ東京系で地上波独占放送)は3日、男子シングルス4回戦が行われ、第7シードで世界ランク7位の錦織圭(日清食品)が3-2で準々決勝進出を決めた。同38位のブノワ・ペール(フランス)と対戦。2日に6-2、6-7(8-10)、6-2となったところで日没サスペンデッドとなり、この日に持ち越されていたが、第4セットから再開。6-7(8-10)、7-5で勝利し、2年ぶり3度目の8強入り。次戦では世界ランク2位のラファエル・ナダル(スペイン)と対戦する。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
錦織の勝利まであと1セットの状態で第4セットから再開。タイブレークとなり、2度のマッチポイントを迎えたが決め切れず、このセットを落とし第5セットへ突入した。
運命の最終セットも第4ゲームで先にブレークされたが、ここから錦織が粘る。第7ゲームでブレークバックに成功。続く第8ゲームでブレークされ、3-5と土壇場に追い込まれたが、第9ゲームで再びブレークし返し、第11ゲームでもペールのミスをついて連続でブレーク。ついに6-5と逆転。
そしてサービング・フォー・ザ・マッチをキープし、2日がかりの3時間55分の死闘は驚異の粘りを発揮した錦織に軍配が上がった。準々決勝でのクレーの“帝王”ナダルとの対決が実現する。
試合後のコート上でのインタビューでは英語で「なんと言えばいいのかわかりません。彼も勝利寸前までいっていた。1ポイント1ポイントに集中してプレーしました。何とか勝ち抜けることができましたが、彼には脱帽です。今日は素晴らしい試合でした」と振り返り、ナダルとの次戦については「タフな試合になるでしょう。彼は素晴らしいプレーヤー、かつクレーではベストの1人。今日のようないい試合をしたいです」と意気込みを口にした。
(THE ANSWER編集部)