錦織、2年ぶりの8強入り 2日がかりのフルセット激戦制し、ナダルとの準々決勝へ
テニスの4大大会・全仏オープン(テレビ東京系で地上波独占放送)は3日、男子シングルス4回戦が行われ、第7シードで世界ランク7位の錦織圭(日清食品)が3-2で準々決勝進出を決めた。同38位のブノワ・ペール(フランス)と対戦。2日に6-2、6-7(8-10)、6-2となったところで日没サスペンデッドとなり、この日に持ち越されていたが、第4セットから再開。6-7(8-10)、7-5で勝利し、2年ぶり3度目の8強入り。
全仏オープン4回戦、ペールとの2日がかりの熱戦制す
テニスの4大大会・全仏オープン(テレビ東京系で地上波独占放送)は3日、男子シングルス4回戦が行われ、第7シードで世界ランク7位の錦織圭(日清食品)が3-2で準々決勝進出を決めた。同38位のブノワ・ペール(フランス)と対戦。2日に6-2、6-7(8-10)、6-2となったところで日没サスペンデッドとなり、この日に持ち越されていたが、第4セットから再開。6-7(8-10)、7-5で勝利し、2年ぶり3度目の8強入り。次戦では世界ランク2位のラファエル・ナダル(スペイン)と対戦する。
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錦織の勝利まであと1セットの状態で再開。時折小雨が降り、気温は前日から10度以上低いコンディション。状況が大きく変わる中で、苦しい展開を強いられることになった。
地元のペールへ大声援が送られる完全アウェーの状況で、第3ゲームで先にブレークを許す。それでも錦織が第8ゲームで強烈なバックハンドウイナーを叩き込み、ブレークバックに成功。ゲームカウント4-4に戻した。
第4セットはタイブレークへ。2度のマッチポイントで決め切れず、このセットを落とし勝敗は最終セットへ突入した。
運命の最終セットも第4ゲームで先にブレークされたが、ここから錦織が粘る。第7ゲームでブレークバックに成功。続く第8ゲームでブレークされ、土壇場に追い込まれたが、再びブレークし返し、第11ゲームでも連続でブレーク。2日がかりの熱戦は驚異の粘りを発揮した錦織に軍配が上がった。準々決勝でのクレーの“帝王”ナダルとの対決が実現する。
(THE ANSWER編集部)