錦織、8強かけて地元ペール戦へ 鍵は体力の「リカバリー」、最高気温は32度予報
テニスの4大大会・全仏オープン(テレビ東京系で地上波独占放送)は2日、男子シングルス4回戦が行われ、第7シードで世界ランク7位の錦織圭(日清食品)が同38位のブノワ・ペール(フランス)と対戦。2年ぶり3度目となる全仏8強入りを目指す。
対戦成績は6勝2敗と上回るも警戒「トリッキーなプレーヤー」
テニスの4大大会・全仏オープン(テレビ東京系で地上波独占放送)は2日、男子シングルス4回戦が行われ、第7シードで世界ランク7位の錦織圭(日清食品)が同38位のブノワ・ペール(フランス)と対戦。2年ぶり3度目となる全仏8強入りを目指す。
錦織は5月31日に行われた3回戦でセルビア出身のラスロ・ジェレと対戦。4時間26分に及ぶ死闘を演じ、フルセットの末に勝利を手に入れた。休養日を1日挟んだ4回戦で勝敗の鍵を握るのは、体力がどこまでリカバリーしているか、だろう。幸い、錦織とペールが相まみえるのは、準センターコートの第4試合。試合開始は現地で夕方以降となるため、錦織にとっては体力回復の“ボーナス時間”が増える。
両者の対戦成績は6勝2敗で錦織に分があるが、昨年の全仏オープンでも対戦。この時は錦織が勝利したものの、フルセットにもつれた。互いに相手の手の内を知るペールについて、錦織は3回戦後に「フランス人でトリッキーなプレーヤー」と警戒。1回戦、2回戦に続き、開催地フランス出身の選手とは今大会3度目の顔合わせだ。
1日に女子シングルス3回戦で大坂なおみ(日清食品)が敗れたため、男女を通じてトーナメントに残る日本人選手は錦織のみとなった。前日の予報では2日のパリは最高気温32度の真夏日が予想されている。午後の暑さが残る第4試合に錦織が見せる熱戦に期待したい。
(THE ANSWER編集部・佐藤 直子 / Naoko Sato)