感情的なシーンもスポーツの一部と持論「ズベレフはほんの少し見せただけ」

　さらに、ペッチー氏は「純粋であれ何であれ、感情はそれが彼らの酸素であるかのように、スポーツをする人に見られる最高のものの一つです」と選手がコート上で見せるどんな感情的なシーンもスポーツの一部との論調を展開。「これは彼らのすべてなのです。ズベレフはそれをほんの少し見せただけですよ」とも語り、22歳に擁護的な見解を示していた。

　ただ、結局このセットを落とすとズベレフはベンチでラケットを何度も地面に叩きつけ、そのシーンを欧州衛星放送「ユーロスポーツ」英国版公式ツイッターが動画付きで公開するなど、脚光を浴びていた。第5シードのズベレフにとっては苦しい試合となったが、最後は勝ち切って2回戦進出。フルセットの死闘を勢いに変え、快進撃につなげたいところだ。