錦織、次戦は「脅威」のツォンガ 元世界5位は4年前の激戦を「よく覚えているよ」
テニスの4大大会・全仏オープン(テレビ東京系で地上波独占放送)は27日、大会2日目が行われ、男子シングルス1回戦で世界ランク82位のジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)が同121位のペーター・ゴヨフチク(ドイツ)に7-6(7-4)、6-1、4-6、6-3で勝利し、初戦を突破した。この結果、すでに1回戦を勝ち上がっている第7シードの錦織圭(日清食品)は2回戦にツォンガと対戦することになった。
次戦2回戦で激突、15年全仏の準々決勝ではフルセットまでもつれる
テニスの4大大会・全仏オープン(テレビ東京系で地上波独占放送)は27日、大会2日目が行われ、男子シングルス1回戦で世界ランク82位のジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)が同121位のペーター・ゴヨフチク(ドイツ)に7-6(7-4)、6-1、4-6、6-3で勝利し、初戦を突破した。この結果、すでに1回戦を勝ち上がっている第7シードの錦織圭(日清食品)は2回戦にツォンガと対戦することになった。
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これまで5勝3敗と錦織が勝ち越しているが、2015年の全仏オープンでは準々決勝で対戦し、フルセットの末に敗れた“因縁”の相手だ。34歳ベテランは近年、怪我にも悩まされて低迷しているが、元世界ランク5位の実力者。錦織も1回戦に勝利した後、「勝てるイメージはできますけど、やっぱりツォンガは強い。彼の調子が今どうなのか分からないですけど、脅威ではありますね。特にこのフレンチ(全仏)で。大変にはなると思います」と警戒していた。
一方、3年ぶりに全仏で2回戦進出を決めたツォンガは、試合後に2015年の錦織との対戦について質問されると「あの試合のことはよく覚えているよ」と返答。「偉大な選手を前にして、素晴らしいテニスができて、観客も大いに盛り上がった。ローランギャロスでしか起こらない最高のシナリオだった」と激戦の様子を振り返った。
錦織にとって敵地フランスで迎えるツォンガは脅威だが、ツォンガにとって4年前から確実に成長している錦織は厄介な相手に違いない。全仏での再戦はどんな展開を迎えるのか楽しみだ。
(THE ANSWER編集部・佐藤 直子 / Naoko Sato)