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楢崎智亜が貫禄の複合JC連覇 「今回の優勝が凄く自信になった」と語ったワケ

スポーツクライミング世界選手権(8月・八王子)の代表選考会を兼ねた複合ジャパンカップ(愛媛・石鎚クライミングパークSAIJO)は26日、男子決勝で楢崎智亜(TEAM au)が連覇を達成。2位に原田海(日新火災)、3位に藤井快(TEAM au)が入った。

大会連覇を達成した楢崎智亜【写真:荒川祐史】
大会連覇を達成した楢崎智亜【写真:荒川祐史】

日本男子のエースが感じる日本のハイレベル化「特にボルダリングとスピード」

 スポーツクライミング世界選手権(8月・八王子)の代表選考会を兼ねた複合ジャパンカップ(愛媛・石鎚クライミングパークSAIJO)は26日、男子決勝で楢崎智亜(TEAM au)が連覇を達成。2位に原田海(日新火災)、3位に藤井快(TEAM au)が入った。

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 楢崎智が貫禄を示した。ノックアウト方式で行われた1種目めのスピード、藤井との決勝で6秒291の日本新記録をマークして1位に。2種目めのボルダリングは3位、3種目めのリードで2位と安定感を示し、第1回大会に続く連覇を達成。「今回の優勝はとてもうれしい。凄く自信になった」と語ったが、その理由には日本のハイレベル化がある。

「レベルは全体的に上がっている。特にボルダリングとスピード。スピードは持ちタイムをみんな更新して、大会を経験して勝負強さのある選手が出てきた」。今大会も22歳の楢崎智よりさらに下の世代の20歳・原田が2位、18歳・土肥圭太(鹿児島県連盟)が4位と新星が続々台頭し、競争が激化する中で結果を残したことに手応えを掴んだ。

 今大会で大目標の世界選手権代表も内定させた。8月の大一番で東京五輪の代表切符が決まる可能性もある。日本男子を牽引する22歳は「今までやってきたことが間違いではない。これを自信をもって続けていきたい」と決意を新たにし、視線を夏に向けた。

(THE ANSWER編集部)


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