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井上尚弥が珍しく怒り「コイツ追い出して」 舞台裏で敵陣営の抗議が話題「失礼極まりない」

ボクシングの世界スーパーバンタム級(122ポンド、55.34キロ以下)4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が27日、サウジアラビアの首都リヤドのモハメド・アブドゥ・アリーナで、WBC世界同級2位アラン・ピカソ(メキシコ)を3-0の判定で破り、防衛に成功した。試合前には、井上が思わず「コイツ追い出して」と怒りをあらわにした場面が、日本人ファンの間で話題となっている。

井上尚弥【写真:荒川祐史】
井上尚弥【写真:荒川祐史】

サウジアラビアで井上尚弥VSピカソ

 ボクシングの世界スーパーバンタム級(122ポンド、55.34キロ以下)4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が27日、サウジアラビアの首都リヤドのモハメド・アブドゥ・アリーナで、WBC世界同級2位アラン・ピカソ(メキシコ)を3-0の判定で破り、防衛に成功した。試合前には、井上が思わず「コイツ追い出して」と怒りをあらわにした場面が、日本人ファンの間で話題となっている。

 決戦前、左手のバンテージを巻き終えた井上に、まさかの注意が入った。英大手プロモート企業のマッチルーム社の公式Xが舞台裏の映像を公開。敵陣営も見守る中、男性から「聞いてくれ。単純なことだ。ルールはバンテージを3本、ガーゼ、テープで仕上げる。それだけだ」と指摘されていた。

 井上の父・真吾トレーナーは「ミーティング通りやっている」と抗議したが通らず、井上はバンテージをほどいて巻き直した。後ろで見ていた大橋会長も、困惑の表情を浮かべるしかなかった。ピカソ陣営からの抗議もあり、井上は要領を得ない指示と、何度も続くやり直しにうんざりした表情。ついには「コイツ追い出してください」と珍しくイライラを表に出している。日本のファンからもXに困惑の声が並んだ。

「これはひどいな。尚弥チャンピオンへのリスペクトもなければ、ボクシングに対するリスペクトもないわ」
「井上尚弥の試合前ってこういう輩いるよな…」
「5回も4団体統一チャンピオンを防衛してる人に対して失礼極まりない」
「あまりにもなめすぎ」
「試合前の選手刺激するのありえん」
「見てるだけの俺でさえイライラした」
「このやり方はクソダサい行為」
「尚弥選手が本気で怒るとか珍しいな」

 バンテージへの謎のいちゃもんも、ゴングが鳴れば関係なし。井上はKO勝ちとはならず「正直、悔しいですよ」と反省も口にしたが、完勝を収めた。

(THE ANSWER編集部)



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