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ピカソ空振り連続「マトリックスのよう」 井上尚弥の動きに海外脱帽「技術はまさに美だ」

ボクシングの世界スーパーバンタム級(122ポンド、55.34キロ以下)4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が27日、サウジアラビアの首都リヤドのモハメド・アブドゥ・アリーナでWBC世界同級2位アラン・ピカソ(メキシコ)との防衛戦に臨み、3-0の判定勝ちを収めた。相手の動きを見切ったかのような井上のフットワークに、海外のファンから「マトリックスのようだ」と脱帽する声が上がっている。

12回判定勝ちを収めた井上尚弥(右)【写真:荒川祐史】
12回判定勝ちを収めた井上尚弥(右)【写真:荒川祐史】

井上尚弥VSアラン・ピカソ

 ボクシングの世界スーパーバンタム級(122ポンド、55.34キロ以下)4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が27日、サウジアラビアの首都リヤドのモハメド・アブドゥ・アリーナでWBC世界同級2位アラン・ピカソ(メキシコ)との防衛戦に臨み、3-0の判定勝ちを収めた。相手の動きを見切ったかのような井上のフットワークに、海外のファンから「マトリックスのようだ」と脱帽する声が上がっている。

 井上はリングでピカソと常に絶妙な距離を取った。相手の動きを読み切ったかのように遠ざかり、自分が攻撃する際はグンと近づいていく。ピカソのパンチは空振りの連続。まるで浮いているかのように動く井上の様子は、1999年の大ヒット映画「マトリックス」の戦闘シーンをほうふつとさせたようだ。海外のファンからはX上に様々なコメントが並んだ。

「イノウエの動きはマトリックスのようだ(笑)」
「イノウエは大好きだし、動きも素晴らしい。でも、私が認識できたのはマトリックスだけだった」
「違うレベルにいる」
「本当に早い」
「彼のディフェンスの技術はまさに美だ」
「まじでエリートだ」
「彼は本当に無敵のようだ」
「ナオヤのフットワークは信じられないほどだ!」
「今、彼より優れたボクサーは地球上にいるのか?」

 井上は2試合連続の判定となったものの勝利。元世界ヘビー級王者ジョー・ルイス、元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(ともに米国)を抜き、歴代史上最多の世界戦27連勝を達成した。

(THE ANSWER編集部)

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