1か月前に相手変更…サウジ興行で狙う世界挑戦「チャンスの試合」 今永虎雅が虎視眈々
ボクシングの大型興行「The Ring V: Night of the Samurai(ナイト・オブ・ザ・サムライ)」に出場する選手たちが24日、サウジアラビアの首都リヤドで公開練習を行った。前日本ライト級王者・今永虎雅(たいが、大橋)は27日に、ノンタイトルライト級8回戦で、WBO世界スーパーフェザー級10位エリドソン・ガルシア(ドミニカ共和国)と対戦する。興行を欠場した堤駿斗(志成)への思いも語り、気を引き締めた。興行はNTTドコモの動画配信サービス「Lemino」で国内独占生配信。戦績は26歳の今永が9勝(5KO)、31歳のガルシアが21勝(16KO)1敗。

今永がサウジ興行で公開演習
ボクシングの大型興行「The Ring V: Night of the Samurai(ナイト・オブ・ザ・サムライ)」に出場する選手たちが24日、サウジアラビアの首都リヤドで公開練習を行った。前日本ライト級王者・今永虎雅(たいが、大橋)は27日に、ノンタイトルライト級8回戦で、WBO世界スーパーフェザー級10位エリドソン・ガルシア(ドミニカ共和国)と対戦する。興行を欠場した堤駿斗(志成)への思いも語り、気を引き締めた。興行はNTTドコモの動画配信サービス「Lemino」で国内独占生配信。戦績は26歳の今永が9勝(5KO)、31歳のガルシアが21勝(16KO)1敗。
今永は自身の名前にちなみ、虎のイラストがプリントされたTシャツを着てリングイン。悠然とした表情で、シャドーボクシングを始めた。高速ジャブや鋭いストレート、フックを披露し、集まった報道陣をうならせた。
公開練習の前には、囲み取材に応じ、東洋大時代の同期で、今興行を右眼の眼窩底骨折により欠場となった堤に関して言及した。「ずっと大学の時から一緒。駿斗の背中を追いかけてきたというか、お手本にしていた所があった」と語り、世界挑戦する予定だった堤について「駿斗の試合も楽しみにしてたんですが、今回は残念な形になってしまった」と打ち明けた。その上で「自分も早く世界挑戦ができるチャンスの試合だと思っている」と意気込んだ。
今永の試合は当初、WBA世界ライト級3位アルマンド・マルティネス(キューバ)と行う予定だったが、今月上旬にガルシアに変更になった経緯がある。「世界に向けて高い練習を重ねてきた。自分のベストを出すだけ。相手がどうこうとかはない」と強調した。
今興行は日本人のトップ選手が揃って参戦する。メインイベントに今永と同門の井上尚弥(大橋)が登場し、中谷潤人(M.T)や寺地拳四朗(BMB)も出場する。加えて、駿斗の弟・麗斗も参戦予定だ。
(THE ANSWER編集部・澤田 直人 / Naoto Sawada)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)








