井上尚弥と23戦無敗“バム”の夢対決はあるか プロモートする英CEO「作れたらビッグ。ただ…」
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が24日、サウジアラビアの首都リヤドで公開練習を行った。27日にWBC世界同級2位アラン・ピカソ(メキシコ)との防衛戦に臨む。この日、現地で英興行大手「マッチルーム社」のフランク・スミスCEOが取材に応じ、井上についても語った。

27日に井上尚弥VSアラン・ピカソ
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が24日、サウジアラビアの首都リヤドで公開練習を行った。27日にWBC世界同級2位アラン・ピカソ(メキシコ)との防衛戦に臨む。この日、現地で英興行大手「マッチルーム社」のフランク・スミスCEOが取材に応じ、井上についても語った。
公式練習の会場に姿を見せたスミスCEOは、日本メディアの取材に対応。今回の興行について「すごく良いカード。規模感などを見ていると、今まで私が来たイベントの中でかなり上位」と評価した。
同社は“バム”の愛称で知られる世界スーパーフライ級3団体統一王者ジェシー・ロドリゲス(米国)をプロモート。23戦全勝(16KO)で、ファンの間では井上との夢の対決を望む声もある。スミスCEOは「井上は本当にスペシャルな選手だ。バムとの試合を作れたらスーパーファイト。作れる試合の中でかなりビッグになる」とコメント。一方で「ただ、階級が離れている。将来的に試合を目指したい」と近いうちの対戦は現実的ではないとの見方も示した。
ロドリゲスの今後については「現時点ではスーパーフライ級での4団体統一を目指したい思いもあるが、最短1年~1年半ほどでスーパーバンタム級まで行けるのではないか」と展望。この興行でIBF世界スーパーフライ級王者ウィリバルド・ガルシアに前WBA&WBC世界フライ級統一王者の寺地拳四朗が挑戦。ロドリゲスには、勝者と戦わせたいと考えているようだ。
スーパーフライ級からいきなりスーパーバンタム級へ階級を上げるのかとの質問に、スミスCEOは「あり得なくはないが、おそらくバンタム級を試してからという感じ」と説明した。「バム本人も『いつか日本でやりたい』という思いを示している。日本はボクシングの文化が根付いているし、ファンも熱心。(日本人選手と)試合を作れるようなら、作りたい」とも語った。
(THE ANSWER編集部)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)








