小祝さくらが振り返る「ゴルフができなかった日々」 2日で飽きた趣味「無駄にお金を…」
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は16日、東京・大手町のパレスホテル東京で2025年シーズンの年間表彰式「JLPGAアワード2025」を開催し、各部門の受賞者を発表した。今季活躍した選手たちは華やかにドレスアップして出席。シーズン途中、左手首の手術を受けて離脱していた小祝さくら(ニトリ)も元気な姿を見せ、囲み取材で聞く者を和ませる「さくら節」を披露した。

JLPGAアワード2025
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は16日、東京・大手町のパレスホテル東京で2025年シーズンの年間表彰式「JLPGAアワード2025」を開催し、各部門の受賞者を発表した。今季活躍した選手たちは華やかにドレスアップして出席。シーズン途中、左手首の手術を受けて離脱していた小祝さくら(ニトリ)も元気な姿を見せ、囲み取材で聞く者を和ませる「さくら節」を披露した。
小祝が笑顔で戻ってきた。レギュラーツアーの優勝者を紹介するセレモニーで、「明治安田レディスで優勝した小祝さくらプロ」と呼ばれ、ニコニコ顔でステージに登場。立ち位置を間違えていることに気づくと、それが苦笑いになった。
今季は7月に明治安田レディスでツアー12勝目を飾ったものの、翌週の大東建託・いい部屋ネットレディスを棄権して以降、左手首のTFCC損傷(尺骨側手関節三角線維軟骨複合体損傷)で欠場が続いていた。TFCC損傷とは、手首(特に小指側)にある軟骨と靱帯の複合体である「三角線維軟骨複合体(TFCC)」が損傷した状態。特にクラブを振るなどの回旋運動を行う際に痛みが伴い、ゴルファーはじめ手首を酷使するスポーツ選手にみられる症状だ。そして、小祝はそれを根本的に治すことを決断。9月30日には、インスタグラムで手術が成功したことを報告した。
そして、この日は「ゴルフができなかった日々」のことをユニークに振り返った。
「暇すぎて、最初は買い物に出かけました。でも、2日ぐらいで飽きました。『このままだと、無駄にお金を使ってしまうな』と思ったのもありました。あとは野球を見に行ったり、USJに行ったりしました」
今月に入り、ショット練習を再開。ティーアップした状態で1日約200球を打っているが、「1発目はチョロでした」と振り返った。
「初心に帰った感じです。ゴルフって難しいけど、やりたい気持ちが出てきました。今はトップ、シャンクがいっぱい出ているので、練習して感覚を取り戻したいです。1月の中旬からラウンドをして、2月にはハワイで合宿をする予定です」
披露した黒のドレス姿については、「アミアミな感じで、一番やせて見えたのでこれを選びました」。ただ、ジャストサイズだったようで「選んだ日から今日まで太らないように頑張りました」と言い、はにかんでもみせた。
復帰戦は、来季開幕戦で3月開催のダイキンオーキッドレディスになる予定。ただ、万全になるのはその先と考え、穏やかな表情で「夏に標準を合わせたいです」と話した。
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)








