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「どこに出没するのか…」 青学大・原監督が気になる“神の声”の存在「選手の走りが随分違う」

来年1月2、3日に行われる第102回箱根駅伝のチームエントリーが10日に締め切られ、各チームの登録選手が発表された。この日は都内で前回大会上位5校の監督によるトークバトルも開催。3連覇を狙う青学大の原晋監督は、ライバル校の監督に意外な質問をぶつけた。

トークバトルに出演した青学大の原晋監督【写真:編集部】
トークバトルに出演した青学大の原晋監督【写真:編集部】

来年1月2日に往路、3日に復路

 来年1月2、3日に行われる第102回箱根駅伝のチームエントリーが10日に締め切られ、各チームの登録選手が発表された。この日は都内で前回大会上位5校の監督によるトークバトルも開催。3連覇を狙う青学大の原晋監督は、ライバル校の監督に意外な質問をぶつけた。

 まさかの質問に会場が笑いに包まれた。「ライバル監督に聞きたい」というコーナーで原監督が聞きたい相手に選んだのは駒大の藤田敦史監督。フリップに書かれた問いは「大八木総監督は乗車される?」というもの。2023年大会を最後に駒大の監督から総監督になった大八木弘明氏は、ここ2年は運営管理車ではなく沿道からのゲキが名物になりつつある。

 原監督は「運営管理車で後方から選手を鼓舞できる大会は箱根駅伝だけ。大八木監督が乗車されるか否かで選手の走りが随分違うんじゃないかな。『男だろー!』と声をかけると120%の力が発揮されるように感じるので」と理由を説明。「果たして運営管理車に乗車されるのか、あるいはどこかの区間に立って声をかけるのか、じゃあどこの区間で声をかけるのか」と気になって仕方ないようだ。

 藤田監督は、もし大八木総監督と一緒に乗車することになった場合は「私、後ろ(の座席)ですから」と恐縮。観覧者は大爆笑し、司会者からも「前行ってください」とツッコまれた。このやり取りを嬉しそうに見守っていたのが駒大OBである國學院大の前田康弘監督。「最高ですよね」と笑い、「今も電話で大八木監督って出てくると背筋がピンと伸びる。もう神の声ですから」と評した。

 原監督は「運営管理車には多分乗らないとは思うんですけど、どこの区間にいるかによって、駒大のポイントだと思うんですよね。2区に出没するのか、1区に出没するのか、登りにいるのか……」と興味津々。藤田監督いわく、大八木総監督の行動は「フリー」で、どこに現れるかは「私も分からない」という。大御所の登場場面も、本番の注目ポイントになりそうだ。

(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)

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