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井上尚弥に完敗ニエベスが強さ太鼓判 同胞ロドリゲスに「勝ってほしいけど難しい」

ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝を控えるWBA王者・井上尚弥(大橋)。IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)との激突で欧州初上陸を迎えたモンスターに対し、スーパーフライ級時代に完敗したファイターは「同胞の勝利を見たいのだが…」とロドリゲスに期待しながら、井上の強さに太鼓判を押している。米スポーツ専門局「ESPN」が報じている。

WBSSバンタム級準決勝でIBF王者エマヌエル・ロドリゲスと対戦する井上尚弥【写真:Getty Images】
WBSSバンタム級準決勝でIBF王者エマヌエル・ロドリゲスと対戦する井上尚弥【写真:Getty Images】

Sフライ級時代に完敗したニエベスが強さ証言「この男は全てを持っているんだ」

 ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝を控えるWBA王者・井上尚弥(大橋)。IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)との激突で欧州初上陸を迎えたモンスターに対し、スーパーフライ級時代に完敗したファイターは「同胞の勝利を見たいのだが…」とロドリゲスに期待しながら、井上の強さに太鼓判を押している。米スポーツ専門局「ESPN」が報じている。

 井上にとってはキャリア2度目の海外戦。その初戦となったのが、2017年9月9日、米カリフォルニアで行われたスーパーフライ級の祭典「Superfly」だった。井上はここでアントニオ・ニエベス(米国)を6回TKOを沈めていた。強烈な左のボディフックを食らうなど、完敗を喫したニエベス。記事によると、WBSS準決勝を控えるモンスターの強さを証言している。

「彼は正直、偉大なファイターだ」と評した上で「パウンド・フォー・パウンド(のトップ)と言えるだろう」と断言。井上のスーパーフライ級時代、他団体の王者が統一戦から次々に避ける中、逃げずに拳を交えたことを誇りと公言しているファイターは、井上を「PFPのトップ」と見ていることを明かした。

「彼のパンチは強烈だし、素早い。たまに偉大なパンチャーに出くわすこともあるけど、正直スピードはないんだ。だから、対応できる。凄く素早い相手に出くわすこともあるけど、パンチはそうでもない。だから、対応はできる。この男は全部持っているんだ。速いし、足も最高に動く。ステップワークも素晴らしい。ただただ全てにおいて偉大なファイターなんだ」

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