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井上尚弥は「PFP最強」 海外名伯楽が断言「クロフォード、ロマチェンコより上位だ」

ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝を控えるWBA王者・井上尚弥(大橋)。IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)との激突で欧州初上陸を迎えたモンスターについて、海外メディアは「パウンド・フォー・パウンド(PFP)最強ボクサー」と絶賛。ボクシング界現在最強の声も上がっている。

WBSSバンタム級準決勝でIBF王者エマヌエル・ロドリゲスと対戦する井上尚弥【写真:Getty Images】
WBSSバンタム級準決勝でIBF王者エマヌエル・ロドリゲスと対戦する井上尚弥【写真:Getty Images】

ESPNは「PFP最強ボクサー」と紹介、名トレーナーのヘルナンデス氏も絶賛

 ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝を控えるWBA王者・井上尚弥(大橋)。IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)との激突で欧州初上陸を迎えたモンスターについて、海外メディアは「パウンド・フォー・パウンド(PFP)最強ボクサー」と絶賛。ボクシング界現在最強の声も上がっている。

 事実上の決勝と呼ばれる一戦を前に「The Monster」の評価は最大限に高まりを見せている。「ナオヤ・イノウエ。あなたが今まで見たことがないであろうパウンド・フォー・パウンド最強のボクサー」と特集したのは米スポーツ専門局「ESPN」だった。

 主要4団体17階級のファイターの強さを比較するPFPにおいて上位を占める常連がいる。特集ではライト級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)、ウェルター級王者テレンス・クロフォード(米国)、クルーザー級統一王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)、ミドル級王者サウル・アルバレス(メキシコ)の名前を挙げながら、井上について絶賛している。

「ESPNのパネリストが現在7位に選出する日本のWBAバンタム級世界“正規”王者のナオヤ・イノウエこそが世界で最も支配的なボクサーでありうる。多くのファンが試合を観戦する機会はまだないが」

 国際的な知名度の問題については「キャリア大半をアジアの軽量級で戦ってきたことかもしれない」と理由を分析。これまで海外戦は17年の米国のみ。確かに欧米のファンがライブで観戦できる機会は少なかったが、記事では「ボクシング界を密接に追っている人々はモンスターがいかに優秀か理解している」とも報じている。

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