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「鉄の拳」中野幹士、世界前哨戦「必ず勝つ」 “神の左の継承者”増田陸は自信「瞬き厳禁で」

ボクシングの「Prime Video Boxing 14」に出場する選手たちが23日、都内で前日計量に臨み、それぞれパスした。東洋太平洋フェザー級王者・中野幹士、WBC世界スーパーフライ級17位・坪井智也、WBA世界バンタム級4位・増田陸(いずれも帝拳)は万全ぶりをアピールした。

中野幹士【写真:山口比佐夫】
中野幹士【写真:山口比佐夫】

前日計量をパス

 ボクシングの「Prime Video Boxing 14」に出場する選手たちが23日、都内で前日計量に臨み、それぞれパスした。東洋太平洋フェザー級王者・中野幹士、WBC世界スーパーフライ級17位・坪井智也、WBA世界バンタム級4位・増田陸(いずれも帝拳)は万全ぶりをアピールした。

 IBF世界フェザー級(57.1キロ以下)挑戦者決定戦に臨む、同級5位・中野と同級3位ライース・アリーム(米国)はともにリミットの57.1キロでパス。「鉄の拳」の異名を持つ中野は「とりあえず結果を。どんな展開になっても自分が必ず勝つ」と意気込んだ。勝てば現同級王者アンジェロ・レオ(米国)への挑戦権を得る。

 メインイベントの那須川天心(帝拳)と井上拓真(大橋)の試合については「もちろん気になります。勝った状態で見届けたい。いい流れを前座から持ってきてもらって自分も渡したい」と話した。

 スーパーフライ級(52.1キロ以下)ノンタイトル10回戦に臨む坪井は52.0キロ、WBC世界同級1位カルロス・クアドラス(メキシコ)は51.8キロでクリアした。坪井はプロデビュー3戦目で世界ランキング1位の強者と対決。「明日はワクワクしている。僕の方が勝っていると思うし、戦略的に何もできないようにしたい」と力を込めた。

 バンタム級(53.5キロ以下)ノンタイトル10回戦に出場する増田は53.4キロ、WBC同級15位ホセ・カルデロン(メキシコ)は52.9キロでパスした。増田は「神の左」の継承者と呼ばれており、前戦も強烈左ストレートでKO勝ち。今試合でも期待がかかるが「何ラウンドになるか自分自身も楽しみ。やってみないとわからないです。すぐに終わる可能性もあるので瞬き厳禁でお願いします」と呼びかけ、笑いを誘った。

坪井智也(右)と増田陸【写真:山口比佐夫】
坪井智也(右)と増田陸【写真:山口比佐夫】

 スーパーフライ級(52.1キロ以下)ノンタイトル10回戦に臨む坪井は52.0キロ、WBC世界同級1位カルロス・クアドラス(メキシコ)は51.8キロでクリアした。坪井はプロデビュー3戦目で世界ランキング1位の強者と対決。「明日はワクワクしている。僕の方が勝っていると思うし、戦略的に何もできないようにしたい」と力を込めた。

 バンタム級(53.5キロ以下)ノンタイトル10回戦に出場する増田は53.4キロ、WBC同級15位ホセ・カルデロン(メキシコ)は52.9キロでパスした。増田は「神の左」の継承者と呼ばれており、前戦も強烈左ストレートでKO勝ち。今試合でも期待がかかるが「何ラウンドになるか自分自身も楽しみ。やってみないとわからないです。すぐに終わる可能性もあるので瞬き厳禁でお願いします」と呼びかけ、笑いを誘った。

(THE ANSWER編集部・澤田 直人 / Naoto Sawada)



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