三塁手が二塁走者と… 気迫の“競争Wダイブ”に米反響「なぜ一塁に投げないのか」
米大リーグで三塁線の打球を好捕した三塁手が、二塁走者と競って三塁ベースへヘッドスライディング。走者を上回る気迫溢れる“ダブルダイブ”の瞬間をMLBが動画付きで公開し、米ファンに「最高のプレーだ」「一日中、観ていられるよ」「アメージング」などと反響を呼んでいる。
ドジャース三塁手マンシーが気迫ヘッスラでアウト奪取「一日中、観ていられる」
米大リーグで三塁線の打球を好捕した三塁手が、二塁走者と競って三塁ベースへヘッドスライディング。走者を上回る気迫溢れる“ダブルダイブ”の瞬間をMLBが動画付きで公開し、米ファンに「最高のプレーだ」「一日中、観ていられるよ」「アメージング」などと反響を呼んでいる。
アウトに対する執念が、セーフを狙う走者のそれを上回った。ドジャースのマックス・マンシーが守備でド派手なヘッドスライディングを見せた。10日(日本時間11日)の本拠地ナショナルズ戦、5-0とリードして迎えた8回2死満塁のピンチだ。3番レンドンが放った痛烈な打球が三塁線を襲う。マンシーが身を投げ出して飛びつき、好捕。次の瞬間だった。
マンシーがアウトを狙ったのは最も近い三塁封殺。とはいえ、ベース後方2~3メートルの位置、二塁走者ディフォと競争になった。マンシーはディフォを見やると、1、2歩で踏み切り、頭からダイブしたのだ。ボールを握ったグラブを懸命に伸ばし、三塁ベースにタッチ。間一髪でアウトに仕留めてみせた。これには本拠地も割れんばかりの喝采となった。
互いにヘッドスライディングし、シンクロするようになった二塁走者と最後は頭がぶつかりそうになりながら奪った気迫のアウト。MLB公式インスタグラムは「マックスエフォート(精一杯の力を出す)」とつづり、マンシーの名前をもじった上で動画付きで公開した。爽快なハッスルプレーに対し、目の当たりにしたファンもコメント欄で大盛り上がりだ。