久保建英ら主力数人不選出も 影山監督は成長期待「誇らしいと言われるような戦いを」
日本サッカー協会は7日、都内のJFAハウスで記者会見を行い、「FIFA U-20ワールドカップポーランド2019」(5月23日~6月15日)に臨む21名のメンバーを発表し、すでにJリーグで活躍している東俊輝(広島)、齊藤未月(湘南)らのほか、現役高校生のFW西川潤(桐光学園高)、DF鈴木彩艶(浦和ユース)ら21名が選出された。
5月23日開幕のU-20W杯のメンバー発表
日本サッカー協会は7日、都内のJFAハウスで記者会見を行い、「FIFA U-20ワールドカップポーランド2019」(5月23日~6月15日)に臨む21名のメンバーを発表し、すでにJリーグで活躍している東俊輝(広島)、齊藤未月(湘南)らのほか、現役高校生のFW西川潤(桐光学園高)、DF鈴木彩艶(浦和ユース)ら21名が選出された。
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南米選手権ブラジル大会(6月14日開幕)に参加するフル代表への選出がうわさされているMF久保建英(FC東京)、MF安部裕葵(鹿島)、GK大迫敬介(広島)は、この世代の主力だが、選出されなかった。関塚隆JFA技術委員長は、不選出組に対する質問に対し「今日は(U-20)世界大会に臨むメンバーの発表。影山監督の下で戦う選手にフォーカスを当てていただきたい」と言及を避けた。
U-20ワールドカップは、影山雅永監督が「南米、欧州、アジアでは、それぞれに大会の重要性は、違うかもしれない。我々は島国で、欧州のように車で1時間の移動で隣国の代表やクラブチームと戦える日常にはなく、U-17、U-20のワールドカップや遠征の機会は、かなり貴重で不可欠。U-20ワールドカップに出場することと、出場した先でできるだけ多くの試合をして、これから世界のトップに出ていく選手たちと伍して戦えるのか、その先にいけるかというギリギリで、すべてを出して戦えることは、ほかの国より重要」と話したように、将来を見越した上で重要な大会だ。
日本は、前回の2017年韓国大会に5大会ぶりに出場し、ベスト16入り。主力として活躍したMF堂安律(フローニンゲン=オランダ)、DF冨安健洋(シントトロイデン=ベルギー)らは、現在のフル代表に選出されている。今回のU-20ワールドカップも、2022年ワールドカップカタール大会を見越して重要になる。