延長の延長の延長の延長! 66年ぶり激闘残り18秒逆転3Pに米熱狂「これはえげつない」
米プロバスケットボール(NBA)のプレーオフ、西カンファレンス準決勝第3戦(7回戦制)はトレイルブレイザーズが第4延長という死闘の末に140-137でナゲッツを下して2勝1敗とした。最後は残り18秒でロドニー・フッドが逆転3ポイントを炸裂。
プレーオフ第4延長の死闘、フッドが残り18秒で逆転3P「なんて試合だ」
米プロバスケットボール(NBA)のプレーオフ、西カンファレンス準決勝第3戦(7回戦制)はトレイルブレイザーズが第4延長という死闘の末に140-137でナゲッツを下して2勝1敗とした。最後は残り18秒でロドニー・フッドが逆転3ポイントを炸裂。歴史に残る大激戦のクライマックスで生まれた一撃をNBA公式インスタグラムが動画付きで公開し、「なんて試合だ」「プレーオフ史上最高の試合の一つ」「これはえげつない」と熱狂が沸き起こっている。
延長の延長の延長、そのまた延長でドラマが生まれた。トレイルブレイザーズが135-136と1点ビハインドで迎えた残り18秒だ。オフェンスリバウンドを取った味方からパスが送られたのは、右45度の3ポイントライン外にいたフッドだ。フリーで受けた背番号5はブロックに来た相手をフェイント1つで交わし、シュートを放った。
美しい弧を描いたボールはリングをかすめることなく、中央から吸い込まれた。逆転の3ポイント。客席を埋め尽くした本拠地ファンは熱狂の坩堝と化し、絶叫がこだました。なんともドラマチックな一撃。結局、トレイルブレイザーズが逃げ切り、“再々々延長”という歴史的死闘に終止符を打つ、値千金の3ポイントとなった。
NBA公式インスタグラムは実際のシーンを動画付きで公開。目の肥えた本場のファンも、これには驚くしかない様子だった。