1Aに「右足の魔術師」誕生か 無名右腕の“芸術的送球”に米仰天「こんなのあり?」
米マイナーリーグでゴロの処理でお手玉した投手が、最後は右足で蹴って一塁に“送球”し、打者走者をアウトにするという珍事が発生。無名右腕が演じた実際のシーンを、MLBが動画付きで公開すると、「これは素晴らしい」「メッシがマウンドに…」「こんなのあり?」と米ファンから驚きの声が続々と上がっている。
ゴロを蹴り上げ“一塁送球”でアウトに「メッシがマウンドに…」の声
米マイナーリーグでゴロの処理でお手玉した投手が、最後は右足で蹴って一塁に“送球”し、打者走者をアウトにするという珍事が発生。無名右腕が演じた実際のシーンを、MLBが動画付きで公開すると、「これは素晴らしい」「メッシがマウンドに…」「こんなのあり?」と米ファンから驚きの声が続々と上がっている。
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なんとしてもアウトにする。思いが足に乗り移った。4日に行われた1A+のカブス傘下マートルビーチ・ペリカンズ―レッドソックス傘下セイラム・レッドソックス戦だった。初回1死の場面でレッドソックスの左打者マルコ・ヘルナンデスが意表を突くセーフティーバントをプッシュ気味に転がした。
これに反応したのが、投手のハビアー・アサドだ。一塁寄りに転がった白球を処理し、そのままトスすれば間に合うタイミングだった。しかし、拾い上げた際にボールをグラウンドにこぼしてしまった。打者走者は一塁目前。間に合わないか――。そう思った次の瞬間、アサドは驚くべき行動に出た。
芝生に弾んだボールに右足を出して蹴り上げたのだ。しっかりと浮いた白球は一塁手のグラブへ。間一髪のタイミングでアウトにしてみせた。まさかのシーンに対し、捕球した一塁手がアサドを指差し、渾身のガッツポーズ。実況席も「なんてことだ!」と絶叫し、信じられないという様子だった。