ドネアが“閃光の左”で6回KO勝ち 大会公式絶賛「圧倒的KOでヤングを止める」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝は27日(日本時間28日)、WBAスーパー王者ノニト・ドネア(フィリピン)がステファン・ヤング(米国)を6回KOで下し、決勝進出を決めた。海外メディアは鮮烈な左で沈めた一撃を動画付きで公開し、大会公式も「圧倒的KO」と絶賛している。
左フックで沈める、決勝で井上尚弥と激突なるか
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝は27日(日本時間28日)、WBAスーパー王者ノニト・ドネア(フィリピン)がステファン・ヤング(米国)を6回KOで下し、決勝進出を決めた。海外メディアは鮮烈な左で沈めた一撃を動画付きで公開し、大会公式も「圧倒的KO」と絶賛している。
「フィリピンの閃光」が、その異名通り、瞬く左でキャンバスに沈めた。6回終盤。ドネアは左のジャブから間合いを詰めると、相手の左を交わし、左フックを一閃。顎を捉えられたヤングはそのまま仰向けに倒れ、生気を失った表情で沈んだ。レフェリーが試合を止め、TKO勝ち。ドネアはコーナーに上がり、勝利を誇示した。
決勝進出を決めた鮮烈な一撃を米スポーツ専門局「ESPNボクシング」公式ツイッターが動画付きで公開し、またWBSS公式ツイッターは「6回の圧倒的KOでヤングを止める。彼は続けることができなかった。ノニト・ドネアがバンタム級決勝へ!」と絶賛。海外ファンから「素晴らしい一撃でのフィニッシュ。素晴らしい左フックだった」との返信もあった。
井上尚弥(大橋)は5月18日に行われるエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)との準決勝に勝てば、ドネアと対戦することになる。果たして、「The Monster」は「フィリピンの閃光」と相まみえることになるのか。大会はついにクライマックスだ。
(THE ANSWER編集部)