マンホールの蓋でマシン破損 F1珍事にチーム幹部怒り「溶接するべき」
F1第4戦アゼルバイジャンGPは26日、フリー走行1回目が行われたが、まさかの珍事が起きた。ウィリアムズのジョージ・ラッセルが開始直後、コース上にあるマンホールの蓋を踏み、それが引き金となってマシンが破損し、走行不能に。残骸が無残に飛び散った実際のシーンをF1が動画で公開し、海外ファン、メディアに「F1はウィリアムズに賠償すべき」「注目のイベントにこれは管理不行き届きだ」などと波紋が広がっていたが、ドライバーも「体に最大の衝撃を受けた」と振り返っている。
アゼルバイジャンGPで起きた珍事、ドライバー「最大の衝撃受けた」
F1第4戦アゼルバイジャンGPは26日、フリー走行1回目が行われたが、まさかの珍事が起きた。ウィリアムズのジョージ・ラッセルが開始直後、コース上にあるマンホールの蓋を踏み、それが引き金となってマシンが破損し、走行不能に。残骸が無残に飛び散った実際のシーンをF1が動画で公開し、海外ファン、メディアに「F1はウィリアムズに賠償すべき」「注目のイベントにこれは管理不行き届きだ」などと波紋が広がっていたが、ドライバーも「体に最大の衝撃を受けた」と振り返っている。
誰もが目を疑った。開始直後、軽快に飛ばしていたラッセル。しかし、直線を走っている際、軽く車体が跳ねたと思った次の瞬間だ。マシン後部から車体の一部が飛び散ったのだ。残骸が無残にコースに散乱する中、実況も「オーッ!」と驚きの声を上げ、ラッセルはすぐにスピードを緩め、コース上に停車させ、何が起きたのか、マシンを入念にチェックしていた。
原因は、実はマンホールにあった。直前に走っていたマシンがコース中央にあるマンホールを踏み、蓋が緩んだ模様。続けて通過したラッセルが同じ個所を踏み、それが引き金となってマシンが破損し、走行不能に追い込まれたのだ。実際のシーンをF1公式Youtubeが動画を公開。海外ファンも「F1はウィリアムズに賠償すべき」「注目のイベントにこれは管理不行き届きだよ」などと波紋を呼び、海外メディアも続々と報道していたが、チーム側も不満だったようだ。