羽生結弦は「空中の精霊」 メッシ、ウッズら“世界7大選手”の輝く理由を海外特集
フィギュアスケートの五輪連覇王者・羽生結弦(ANA)。その功績と人気は競技の枠を超え、地位を築いているが、海外メディアは世界のトップアスリート7人の1人に選び、「スターである理由」ついて分析。「アスリートでありながらアーティストであり、空中の精霊だ」と評している。
フェデラー、メッシ、ウッズら世界のトップアスリート7人の「輝く理由」を特集
フィギュアスケートの五輪連覇王者・羽生結弦(ANA)。その功績と人気は競技の枠を超え、地位を築いているが、海外メディアは世界のトップアスリート7人の1人に選び、「スターである理由」ついて分析。「アスリートでありながらアーティストであり、空中の精霊だ」と評している。
「彼らが輝く理由」と題し、世界のトップアスリート7人を特集したのは、ドイツ高級紙「南ドイツ新聞」だった。「スーパースター? スポーツの世界にも以前から数多く存在してきた。しかしながら、彼らが常に観衆を魅了し続けるのはなぜなのか?」と理由を迫っているが、ロジャー・フェデラー、リオネル・メッシ、タイガー・ウッズらとともに羽生が登場している。
「アジアの氷上ロックスター」と形容した上で「なぜスターなのか? 彼はたった一人でリンクを満員にする芸術家だ。たとえ、けがを負っていてループを描くことさえできなくても、彼のピポットターンを見ることだけを楽しみにしている熱狂的なファンのために地球を半周する」と絶大な支持を得ていることを紹介している。
「街頭で、咲き誇る桜の木々よりも日本人を惹きつけるのが彼だ。昨年、彼の故郷である仙台では10万人もの人々が世界選手権2度優勝の彼に熱狂した。彼の五輪連覇は、フィギュアでは66年ぶりのことだった」
このように功績を称え、18度の世界記録樹立、ISU公認大会初の4回転ループ成功なども紹介。「この競技における例のない存在だ。アスリートでありながらアーティスト、アリエル(空気の精)でもあり、空中の精霊だ」と独特の表現で記し、フィギュア人気が途上にあるドイツの読者にその存在を伝えていた。
(THE ANSWER編集部)