「イノウエという才能を失ったが…」 米メディアがSF級戦線を特集、井岡も注目株に
井上の転級の影響はあるが…4階級制覇狙う井岡一翔にも注目
「ジュニアバンタム級(スーパーフライ級)は1年前と比べて熱狂していないと感じるかもしれない。だが、本当に冷え切っているということではない。確かにイノウエはバンタム級に行ってしまったし、元王者カルロス・クアドラスも転向してしまった」
井上の転級はスーパーフライ級の熱狂度に影響を与えることとなったというが、それでも人材は豊富だと分析している。
特集では、昨年同階級に参戦したタレントとして、WBC世界スーパーフライ級シルバー王者のマックウィリアムズ・アローヨ(プエルトリコ)、WBO世界スーパーフライ級王座を返上したドニー・ニエテス(フィリピン)とともに、6月に日本初の4階級制覇に挑む井岡一翔(Reason大貴)の名前も挙がっている。
IBF王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)、WBA王者カリド・ヤファイ(英国)もタイトルを維持するスーパーフライ級で、井上は強すぎる王者の悲哀を味わい、統一戦の悲願は実現せず。対戦相手もなかなか決まらない苦しみも味わった。
井上の転向で一気に動き出した感のあるスーパーフライ級。日本人も多く絡んできそうな階級でのソールンビサイ、エストラーダの頂上決戦は多くの関心を集めそうだ。
(THE ANSWER編集部)