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「イノウエという才能を失ったが…」 米メディアがSF級戦線を特集、井岡も注目株に

ボクシングWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は5月18日にスコットランド・グラスゴーで行われるワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)準決勝でIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と対戦する。米メディアでは昨年5月のジェイミー・マクドネル(英国)のWBAバンタム級世界タイトルマッチを戦うまで「The Monster」が主戦場にしていたスーパーフライ級の現状について、「イノウエほど傑出したタレントを失ったが…」と特集している。

井上尚弥【写真:Getty Images】
井上尚弥【写真:Getty Images】

米メディアが活性化するスーパーフライ級戦線に注目

 ボクシングWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は5月18日にスコットランド・グラスゴーで行われるワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)準決勝でIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と対戦する。米メディアでは昨年5月のジェイミー・マクドネル(英国)のWBAバンタム級世界タイトルマッチを戦うまで「The Monster」が主戦場にしていたスーパーフライ級の現状について、「イノウエほど傑出したタレントを失ったが…」と特集している。

 WBC世界スーパーフライ級王者のシーサケット・ソールンビサイ(タイ)は26日(日本時間27日)、元世界フライ級2団体王者フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)との再戦を迎える。

 米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」ではパウンド・フォー・パウンド(PFP)でも評価を高めるソールンビサイを中心に推移している現在のスーパーフライ級について特集しているが、バンタム級で猛威を振るうモンスターの不在について触れている。

「1つの階級がナオヤ・イノウエという傑出した才能を失った後、それでも人材豊富で安心できる存在がいるというのは、特別な時代ということだ」

 バンタム級で統一王者を目指す井上がスーパーフライ級という階級にとって特別な存在だったと特集では振り返っている。

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