西村優菜、日本の試合で「向こうでは考えられない」光景 米ツアーとの違い「凄かった」 心身手応えの70
女子ゴルフの国内ツアー・富士通レディース初日が17日、千葉・東急セブンハンドレッドC(6697ヤード、パー72)で開催された。米ツアーを主戦場としている西村優菜(スターツ)は、4バーディー、2ボギーの70で回って2アンダー。6アンダーの首位・渋野日向子(サントリー)に、4打差の12位につけた。今季は不振が続いたが、ショット、パットともに上向き。ラウンド後は、メンタル面での手応えも口にした。

富士通レディース初日
女子ゴルフの国内ツアー・富士通レディース初日が17日、千葉・東急セブンハンドレッドC(6697ヤード、パー72)で開催された。米ツアーを主戦場としている西村優菜(スターツ)は、4バーディー、2ボギーの70で回って2アンダー。6アンダーの首位・渋野日向子(サントリー)に、4打差の12位につけた。今季は不振が続いたが、ショット、パットともに上向き。ラウンド後は、メンタル面での手応えも口にした。
米ツアーでは感じられない雰囲気。西村はそれをかみしめながら、ラウンドしていた。
「レイアップでも歓声が沸きました。向こうでは考えられないことです」
それは、ファンの多い西村ならではの光景。それも分かった上で、「(ギャラリーの数が)すごかったですね。でも、後ろから聞こえる歓声もすごかったです」と、同じく米国から帰国参戦の渋野日向子が入った組の盛り上がりも表現した。
米ツアーでは、ポイントランキング127位と苦戦。シード獲得が現実的ではなくなり、来季出場権を懸けた最終予選会へのエントリーも済ませている。その状況下、今大会から3戦連続で国内ツアーに出場予定。前日は「この3週間をいいものにしたいです」と話していた。
そして刻んだ70。「もう少しパットが入ってほしかった」と言ったが、3番ボギー、4番バーディー、6番ボギー、7番バーディーと2度のバウンスバックを前向きにとらえていた。
「とにかく1ホールごとに区切っていくと思ってきたので、2度のバウンスバックは取り組んできたことができていると感じました」
残り2日。西村はギャラリーの声援も力に、今の全てを出し尽くす。
(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)
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