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最強ソレンスタム、日本女子を絶賛「TOP10に4人も…」 交流ある日本人プロは「家が近所」の26歳

米女子ツアー通算72勝、海外メジャー10勝のアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)が14日、女子ジュニアゴルフトーナメント「アニカ・インビテーショナル・アジア PRESENTED BY サーティワン アイスクリーム」(15日開幕)に向けた記者会見を会場の静岡・ファイブハンドレッドC(パー72、6492ヤード)で行った。同大会の日本開催は初で、アジア各国から選抜された71人が出場予定。「史上最高選手の1人」とされる55歳は、海外メジャー優勝者を多く輩出している日本人選手の飛躍にも言及した。

記者会見に登場したアニカ・ソレンスタム【写真:編集部】
記者会見に登場したアニカ・ソレンスタム【写真:編集部】

日本で初の主催ジュニアトーナメント開催

 米女子ツアー通算72勝、海外メジャー10勝のアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)が14日、女子ジュニアゴルフトーナメント「アニカ・インビテーショナル・アジア PRESENTED BY サーティワン アイスクリーム」(15日開幕)に向けた記者会見を会場の静岡・ファイブハンドレッドC(パー72、6492ヤード)で行った。同大会の日本開催は初で、アジア各国から選抜された71人が出場予定。「史上最高選手の1人」とされる55歳は、海外メジャー優勝者を多く輩出している日本人選手の飛躍にも言及した。

 かつて無敵で、宮里藍が憧れたソレンスタムが実感を込めて言った。

「本当に素晴らしいことです。私が現役の時は(小林)浩美、(岡本)綾子、藍たちと同じ試合でプレーしていましたし、日本人選手をとても尊敬しています。そして、彼女たちのホームである日本でもプレーしてきましたが、今や米女子ツアーのトップ10人に4人も日本人選手が入っているなんて、日本の方々も喜んでいると思います」

 事実、前週終了時の同ツアー年間ランキング10位以内には、山下美夢有(3位)、竹田麗央(4位)、西郷真央(7位)、岩井明愛(9位)が入っている。そして昨季、今季と2年連続で日本勢が5大海外メジャーのうち、2勝を飾っている。

 ソレンスタムは「今、最も交流のある日本人プロ」は、26歳の畑岡奈紗だと明かした。

「同じオーランドに住んでいて、家が近所なんですよ。なので、よく一緒に練習をしたり、『お勧めの日本食レストランを教えて』といったショートメールを送っています」

 そして、宮里との再会も熱望した。

「今回、藍にも会いたかったですが調整がうまくいきませんでした。彼女自身もジュニアの試合を開催しているので、将来的にはコラボレーションしたいですね」

 ソレンスタムは引退1年前の2007年に、女子ゴルファーを支援するアニカファウンデーションを設立し、09年から世界各国でジュニアトーナメントを開催。現在はジュニア、大学、プロの各レベルで育成と支援を行っている。そして、21年2月には50歳にしてツアー復帰。同年8月には全米女子シニアオープンに優勝するなど、2人の子育てをしながら試合出場を重ね、世界トッププロの手本となるセカンドキャリアを築いている。

(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)


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