八村塁、NBA入り後の理想形は? 米メディアが類似点を指摘する現役プレーヤーとは
6月のNBAドラフトにアーリーエントリーすることを発表したゴンザガ大の八村塁。1巡目指名が確実視されるカレッジ界のスターだが、米メディアではNBA入り後、最高のシナリオと最悪のケースをそれぞれ予想している。
米メディアがドラフト候補を特集、八村は8番目で登場
米プロバスケットボール(NBA)で6月に行われるドラフトにアーリーエントリーすることを発表したゴンザガ大の八村塁。1巡目指名が確実視されるカレッジ界のスターだが、米メディアではNBA入り後、最高のシナリオと最悪のケースをそれぞれ予想している。
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「ザイオン・ウィリアムソンと2019年、他のトッププロスペクトにとっての最高と最悪のシナリオ」と特集したのは、米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」だった。
目玉中の目玉と目されるデューク大のザイオンら、上位指名が予想される18人の逸材について特集している。
カレッジ最高のスモール・フォワードに与えられるジュリアス・アービング賞を受賞した「Rui Hachimura」は8番目で登場。同メディアによると、NBAのキャリアで「最高のケース」は「高質かつ、生産性の高い先発フォワード」としている。
大学3年時に1試合平均19.7得点、シュート成功率59.1%というスタッツを残しているが、「ルイ・ハチムラは攻撃面では1シーズンを通じて支配を続けた。ほとんどがWCC(ウェスト・コースト・カンファレンス)の競争力の低い相手だった。シュートレンジを広げない限りは次のレベルはそう簡単にいかない」と分析している。ゴンザガ大の所属するWCCとNBAのレベルは段違いなだけに、カレッジでの活躍の再現は容易ではないという。
204センチ、107キロという恵まれた体格を誇るが、「インサイドでエリート級の有効性を維持するためにはサイズと爆発力に欠ける」と課題も指摘。一方で八村には伸びしろが十分だという。
「キー(フリースローの円)周辺において、十分に危険なスコアラーに成長している」と評価しており、1対1、ジャンプショット、ポストプレーなど「力強いフィニッシュ能力」で特長を見せつけているという。