井上尚弥の対抗馬テテ、準備万端を強調「ドネアはキャリアの終焉。勝者はオレだ」
ボクシングのWBAバンタム級世界王者・井上尚弥は5月18日、グラスゴーで行われるワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)準決勝でIBF世界王者エマヌエル・ロドリゲス(コスタリカ)と戦う。もう一つのセミファイナルで5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)と激突するWBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)は伝説の全勝王者、フロイド・メイウェザーを育てた父親の指導を受けたことを「切り札になる」と自信を示している。WBO公式サイトが伝えている。
決戦まで5日、メイウェザー父の下で万全の態勢
ボクシングのWBAバンタム級世界王者・井上尚弥は5月18日、グラスゴーで行われるワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)準決勝でIBF世界王者エマヌエル・ロドリゲス(コスタリカ)と戦う。もう一つのセミファイナルで5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)と激突するWBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)は伝説の全勝王者フロイド・メイウェザーを育てた父の指導を受けたことを「切り札になる」と自信を示している。WBO公式サイトが伝えている。
27日(日本時間28日)に米ロサンゼルスで準決勝を迎えるテテ。決勝進出に向け「マネー(金の亡者)」の異名で知られる50戦全勝王者を育て上げた名トレーナー、フロイド・メイウェザー・シニアの指導を受け、自信を高めている。
「このファイトに向けた準備は万端だ。ラスベガスにいたけど、とても楽しかった。メイウェザー・シニアは切り札だ。次の段階に精神的に高めてくれる。彼はこのファイトで必要としていたパズルの1ピースだ」
ラスベガスのジムで“メイウェザーイズム”を叩き込まれたテテ。“マネー流”を踏襲したことで、違うステージに到達できたと確信している。
「ノニト・ドネアからの最高の試練を予想している。彼はキャリアの終焉に差し掛かっているかもしれないが、ハイレベルで戦える依然として危険なファイターだ。たが、勝者となるのはオレだ。今はすごくいい状態だ。フィットしているし、パワーも感じる。ファイトが待ちきれないんだ」
36歳となったフィリピンの閃光はすでにボクサーとして晩年と言い切ったテテ。決勝進出に絶大な自信を示している。
(THE ANSWER編集部)